TOEICレッスンを行っていていつも思う事は、生徒さん達のリーディング能力向上こそがTOEICスコアの大幅アップに繋がるということです。
これは、私の経験論からですが、海外の学生と比べて日本人というのは、英語で書かれた文章を読む力が著しく劣っています。日本人はスピーキングが出来るというのは、ほとんど嘘であると思います。
さて、面白いデータをTOEIC SQUAREで見つけました。
http://square.toeic.or.jp/globalbusiness/report/
日本人のリーディング力が30年前から殆ど変っていない というものです。
平均点がこれ位ですので、中央値は結構おそろしいことになるのではないでしょうか?
スコアが伸びてない原因の多くは、中学・高校で英語学習に時間をかけられる時間が少ないということと(本物のリーディング力を獲得するには少なすぎるでしょう。)、個人レベルでの努力不足、日本人学生のほとんどが英語学習の正しい方法論を解かっていないことにあると思っています。逆にいうと、正しい方法論が学習者の中でキチンと理解し、努力できれば、大幅にアップすることも出来るのだと思います。
現状をきちんと踏まえて正しい学習に向かうことを望みます。