toeic 構文 トレーニングのすすめ。5

前回までのブログで、一文一文の英文の構造把握に気を配り、正確に読む事の重要性について記したのですが、今日はそれの続きです。

TOEIC公式問題集の中の英文を正確に読めるようになる事が、最終的な目標ですが、その為に割合費用をかけずに英文を読めるようにする方法は、大学入試用の構文参考書を一つやってみることだと思います。

書店に行くと、沢山の構文参考書が売られていますので、フィーリングに合うものでも良いですし、Amazonの書評で事前にチェックをして、気になる参考書をいくつかピックアップしてみると良いでしょう。そうすることで、書店に行ってから選ぶのに良いな時間を使わないで済みます。

実に沢山の構文トレーニング用の参考書が安価で売られていますので、一冊シッカリとこなすだけで、かなり英文の構造を意識して読めるようになる筈です。以前のブログでお伝えしたように、そういった参考書に取り組んでいる時に、わからない英文法項目が出てきたら、辞書代わりに気になる項目だけ英文法書を引いてみると良いでしょう。

TOEICの英文と大学入試の英文では、内容が大きく異なりますが、英文の構造を把握するという意味では、全く問題ありません。

2014年7月23日 | カテゴリー : TOEIC 構文 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 構文 トレーニングのすすめ。4

前回のブログでは、TOEICリーディング能力養成の為の英語構文トレーニングをする為に、全ての英文法項目を持ち、辞書代わりに自分が分からない分野を調べる事で、英文法能力を楽に身に付けることが出来るという話をしました。今日はその続きです。

英文構文トレーニングをする時には、最終的に色々な英文を見た時に、応用できるようになる事が重要です。では、この応用力はどのようにすれば形成できるのでしょうか?

これに対する一つの解答は、英文一文一文の構文を把握する時に『この英文を読む上で何が重要であるか?』と考えながら読む事です。

例えば・・・

To grow flowers is

To grow flowers, he

と二つの英文がある時に、途中まで共に同じ英文ですが、訳の仕方は違います。上は『~すること』と訳し、下は『~する為に』という訳をします。どうしてこのように役の仕方が違うのだろうか?と言う部分が、この英文を読む上で重要な部分です。

このように一つ一つの英文に対してポイントは何か?と考えていくと、時間が経過した時に、様々な視点が自然に形成されていきます。結果として、未知なる英文を見た時に、難し構造でも見抜けるようになるのです。

2014年7月22日 | カテゴリー : TOEIC 構文 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 構文 トレーニングのすすめ。3

前回のブログでは、TOEICリーディング力を鍛える為の構文トレーニングの必要性と内容の濃い英文でトレーニングをする必要について記しました。今日はその続きです。

もし、構文トレーニングをやっていて、よく解らない英文法事項が出てきたら、辞書を引くような感覚で、必要な部分を調べてみて欲しいのです。

英文法学習の方法には色々とありますが、漫然と英文法学習をするよりも、学習意欲を持ちする方が習得が容易になります。

例えば、英文を読んでいる時に、thatに関してよく解らなくなったとしましょう。

代名詞のthat、接続詞のthat、関係代名詞のthat、同格のthatなど色々な可能性が考えられます。

こういう時に、曖昧なところを辞書代わりに潰していくのです。そうすると、目的意識を持って各英文法項目を読むので、なんとなく読むよりも、かなり簡単に頭の中に知識が残るのです。

そういう用途の為に、一つ全ての英文法項目を細かく網羅している英文法書が必要になります。巻末の索引を使いながら、調べていくと案外効率的に全ての情報が手に入るものです。

一通り読んで理解してみて、自分で再度それらについて説明できるようでしたら、理解が深いということになるので大丈夫でしょう。

2014年7月21日 | カテゴリー : TOEIC 構文 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 構文 トレーニングのすすめ。2

前回のブログではTOEICリーディング力アップの為に、構文トレーニングをしっかりやり、一文一文が正確に把握できるようになることが重要であるという話をしました。今日はその続きです。

構造を正確に把握できるようになる為には、何よりも理屈を自分で説明できるようになることが重要です。ですから、その練習の為には、必ずしもたくさんの英文を読み込む必要はないのです。むしろ、エッセンスが詰まった英文を、細部に注意しながらじっくりやる方が良いでしょう。

説明できるようになるとはどういうことなのか?と疑問を持つ方もいるので、簡単な例を上げたいと思います。

例えば英文を読んでいて・・・

・・・・ to see the flower.

という部分が出てきたとします。

この時には『花を見る事』『花を見る為に』『花を見て』などの和訳の可能性が出てきます。

この時に、例えば「花を見る為に」という訳仕方が正しいのであれば、どうしてこの和訳にしかなり得ないのだろうか?と考えてみるのです。

そして、これをきちんと説明出来なければ、この部分が自分の弱点になりますので、その部分を念入りに学習する事が非常に重要になります。

英文構文のトレーニングの初歩というのは、こういう作業になります。続きは次回。

2014年7月20日 | カテゴリー : TOEIC 構文 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 構文 トレーニングのすすめ。

TOEIC学習をしている人の中で、スコアが500点に満たない方の中には、英文を読めないと言う方が結構いらっしゃるかと思います。

『なぜ英文を読めないか原因を把握していますか?』とお尋ねすると、多くの方は大体〝英単語が全然分からない〟と訴えます。確かに語彙力不足の問題と言うのもあると思います。ですが、本当に問題はそれだけでしょうか?私はそれだけであるように思えません。

多くの方は、英文の文章構造を把握できていないように思えます。多くの方は英文をフィーリングで読んでいるのです。ですから、やさしい英単語で書かれた英文などを読んで、スラスラ読めると『英文を読めている』と思い込んでしまうのです。ですが、実はこれが一番危険です。中心となる問題が何も解決されていないからです。構造を把握できる人は、わからない英単語が多少あっても『構造的に、こういう和訳になるはずだ』と考えながら読めるものです。

TOEICスコアUPの為には英語で書かれた文章を、構造に気を配りながら、読めるようになる必要があります。初心者の方は、大量に英文を読まなくても良いので、一文一文をきちんと理屈で説明できるようになるまで、英文を理解できるようになることを目指すべきです。続きは次回。

2014年7月19日 | カテゴリー : TOEIC 構文 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic