toeic part7 対策
toeic part7で点数を取りたいけれど〝どのように学習したら良いのか解からない〟ないしは〝思ったように点数が伸びない〟という方がいらっしゃると思う。本日は toeic part7 対策 についてお伝えしたい。
toeic part7で点数を取る為に必要な力と対策
toeic part7で必要な点数を取る為に必要な事は、以下である。
・基礎的な英文を読む力の獲得
・問題の出題パターンを知る
・解答時間と正答率の関係を考える。
基礎的な英語リーディング力をいち早く形成する。
英文を満足に読めない状態で、TOEICの問題ばかり読んでいても、殆ど点数は変わらない。
まずTOEIC問題をどんどんこなせるように、英文を読む力そのものを上げなければならない。その為には、以下のポイントは不可欠である。
・最低限の英文法を体系的に理解する。
・英文の構造を正しく見抜けるようにする。
・英文を読む時間を短縮する方法を検討する。
・英文をスラスラ読めるようにする。
最低限の英文法を体系的に理解する。
toeicである程度のスコアを取りたければ、英文法を理解しなければならない。これ抜きには、点数を取るのは不可能だ。(※toeic対策で点数を上げた生徒さん達は〝英文法力が高い〟という共通性がある。)
part5対策をしても点数が伸びないだけではなくて、英文の構造を正しくみることが出来ないからだ。
したがって、早急に英文法の全体的な整備を行うことをお奨めする。(※英文法学習の詳しい進め方に関しては、こちらの英文法学習のページを参照頂きたい。)
英文の構造を正しく見抜けるようにする。
英文を正確に見抜くことが出来ないと、英文を正確に読むことが出来ない。したがって英文の構造を見抜けない人は、精読の練習をしなければならない。
英文をフィーリングで訳す練習をしていると〝同じ文章でも、気分によって内容が違う 〟という状態になる。このような状態では、いくら沢山の英文を読んでも、力が付かない。
英文をスラスラ読めるようにする。
英文をスラスラ読めないと、part7全体の問題に解答する時間が足りなくなる為、基礎的な英文法の整備が完了し、文章構造が見抜けるようになったら、英文をどんどん読んでいく訓練が必要になる。所謂多読が必要になる。
toeic学習に関して、一番良い多読学習の方法はtoeic公式問題集シリーズを何度も読むことである。toeic公式問題集シリーズばかりやっていると飽きると言う方は、英字新聞などを使いながら、多読学習をしてみるのも良いと思う。
問題の出題パターンを知る。
toeicは時間との戦いである。必要なところで時間をかけ、必要でないところでは時間をかけない事が最善の策であるのは、言うまでもない。
時間の無駄を省く為の方法はいくつかあるが、確実なのは、問題のパターンを知っておき、解き方をマスターしておくことだ。
例えば、メールや手紙に関する問題は、主旨が何であるか?を把握しておかなければならない。
出題パターンを熟知する簡単な方法はTOEIC公式問題シリーズを反復しながら解いてみることである。何回か反復して解く間に「このような問題はこのような部分が大切なのか?」ということが自然に身に付く。
ダブルパッセージについて。
ダブルパッセージの部分が長すぎるからと捨てるという方がいるが、長さと難易度が必ずしも比例しているとは限らないので、諦めて捨てる前に、設問だけでも読み、検討してみる価値はある。
1つ目、2つ目の長文どちらも読まなければ解けない問題は、せいぜい1つか2つである。時間がなければ、片方だけでも読み、答えられないか考えてみた方が良い。
英文を読む時間を短縮する方法について検討する。
英文を読む際に、読む時間を短縮する方法について考えることが重要だ。
問題のパターンを知る事とも関連しているが、英文をどのように読むと、スピーディーに読めるか?ということである。
例えば、私の場合、設問を先に読み、手紙文や記事の場合は第1段落をシッカリ読み、主旨を把握するよう努めている。
こうすることで、以降の英文を内容理解をしながら、スピーディーに読む事が出来る為だ。例え第1段落を読むのに時間を要しても、以降、ほとんど時間がかからないので、全体としてスピードが上がる。また、内容理解も出来ているので、設問に答える際に、時間がかからない。
解答時間と正答率について考える。
toeic学習を一生懸命やっても、当日の試験で点数が取れなければ、残念な事である。
toeic スコアアップに必要な英語力はあっても、残念な結果に終わる人によく見られるパターンの一つが、タイムマネージメントをうまくやっていないことだ。
より、正確に言うと、問題を解くのに費やした時間に対して、得られるものが少なくなるような方法を取っている場合である。
例えば、全ての長文を読み、高い点数が得られるようであれば、そのままで良いが、全部を読んでも点数があまり変わらなかったり、考える事に時間が取られるのであれば、解かずに捨てる問題があっても良いかもしれない。
逆に、捨て問題を選び、全体の正答率が上がらない方は、全体をバランスよく、ザッと読んだ方が全体の正答率が上がるかもしれない。自分の正答率と、解くのに必要な時間を考えながらバランスを取る事が重要である。