TOEICスコアと1ポイント上げるのに必要な学習時間。

TOEIC学習をしている方の多くの方は〝自分がいったいどのくらい勉強すると、どのくらいの点数が上がるのか?〟と疑問に思う方が多いのではないかと思います。

効率の良い学習をした場合とそうでない場合とで学習時間を大きく異なってくるのかもしれませんが、統計的なデータは出ているようです。

TOEIC 250点の人が1ポイントあげるのにかかる学習時間が1時間。

TOEIC 350点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が1.5時間。

TOEIC 450点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が2時間。

TOEIC 550点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が2.5時間

TOEIC 650点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が3時間。

TOEIC 750点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が3.5時間。

TOEIC 850点の人が1ポイント1上げるのにかかる学習時間が4時間。

このようなデータがあるようです。

ある程度根拠があるデーターのようなので、参考になるかもしれません。

英語教師の私から見た場合の学習に1番スピードが出てくるのがこれが、500点位から700点位の間と思います。500点位になると英検2級位に相当するので、ある程度英文法も知っており語彙もあるためどんどん読みながら力をつけるということができるからです。

2014年1月31日 | カテゴリー : 学習時間 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

札幌のTOEIC受験が少しだけ有利になる。

皆さんのTOEIC学習が進んでいますか? 一日一日の成果はわずかに思えるかもしれませんが、意味のわずかな努力は必ず長い時間で見ると大きな成果になると思っていますのでぜひ頑張ってください。

さて、インターネットで情報収集していたところ、 TOEICテストの受験地か拡大されるというニュースがありました。

札幌でも、 4月からの受験が可能になるということです。

TOEICは 、 試験を一度も受けたことがない人は、ともかくまず一度受けてみるべきだと思うのですが、ある程度力がついてきたら、可能な限り拡散受験してみると良いと思います。何回かのうち1回は自分の実力以上に良い点数が取れることもありうるからです。特に会社の中で、昇進のためにTOEICスコアアップが必須な方は、受験回数がものを言うといても可能ではないでしょう。

そういった方にとっては今回の札幌での4月受験が可能になったというニュースは実に喜ばしい話してあると思います。

札幌での3月以降の受験が可能な月は以下になっています。

3月4月5月 6月7月9月 です。詳細はTOEIC試験を行っている国際ビジネスコミュニケーション協会のウェブサイトをご覧になることをお勧めいたします。

生徒さんのTOEIC学習

ある生徒さんが、かなり真剣にTOEIC学習をしているのですが、その成果が少しずつ現れてきていると思います。

この生徒さんは、英語がかなりの初級者なのですが、社内の立場上TOEICを勉強しなければならないというプレッシャーがあり、今現在、必死にTOEICスコアアップをために頑張っておられるのです。

やらなければならないことは多いのですが、「色々な事を沢山やろうとすると、虻蜂取らずになるので、欲張らないでとにかくTOEIC公式問題集の中のことを、しっかりやって下さい」と私の方ではお願いしています。

例えばOne sentence読むだけで、わからない単語がごろごろ出てくるのですが、そんな時にも「今これ以外のことを覚えようと思っなくて良いですからとにかく公式問題集で今までやった事に関してはマスターしてください」とお願いしています。

英文法の問題も、最初の頃は10問やると6問位間違えるという形だったのですが、少しずつ解答のコツがわかってきて最近は4つやると3つぐらい当たる感じになってきています。

最初の頃はよく、問題をやると「心が折れそうです・・・」とボヤイていたものですが、最近は凄く出来るようになったので、この生徒さんに「〇〇さんの場合はとにかく学習をするかどうか、この点に尽きると思います」と言っています。(笑)

TOEIC英単語の覚え方

TOEIC学習を始めると、大方の方がTOEICに必要な英単語どのように覚えてくか?という悩みを持つと思います。

その中の半分位の方が書店などで売られているTOEIC専用の英単語集を買うと思うのですが、私はあまり効率の良い方法だとは思っていません。理由はいくつかあるのですが・・・

1.TOEICの単語集を頭からどんどん覚えていく記憶力があるのであれば、TOEIC公式問題集の中に出てくる英単語も覚えることができるということになるので、わざわざその単語集を買う必要性が感じられない。

2.TOEIC単語集は色々なものがあるので、場合によっては覚える必要がないような英単語までも載せているものが少なくは無い。

以上の理由から、余程の理由がない限り、TOEIC単語集をわざわざ買う必要がないというのが私の結論なのです。

TOEICの公式問題集を何度も使い込んでいくと、それだけで、出てくる問題の文脈に応じて少しずつ覚えていけるようになるので、そちらを重点的にやる方が文法の対策、文を読み取る対策、リスニング対策すべてのことが解決できて、非常に効率が良いと思うので、英語講師の私がお勧めするTOEIC単語集は、まさにTOEIC公式問題集であるということになります。

 

2014年1月28日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

英語学習を生活の一部にしTOEIC200点UPを成し遂げた生徒さん。

あるおじ様の生徒さんは旅行とマラソンが好きな方でした。この生徒さんもTOEICの点数が少しずつ上がり、最終的に700点を超える事になったのですが、200点あまりUPしたのです。期間は1年半位だったと思います。

この生徒さんの良い所は、英語学習が完全に生活の一部になっている事でした。朝マラソンに出掛け、朝食を食べながらNHKの英語番組を眺め、会社に行き、昼休みは洋書を読み、週末に時間を取りまた英語学習に励むという方でした。

英語学習は毎日ドカドカと沢山やらなくても、細切れ時間を活用するだけで、かなりの事が出来るものです。この生徒さんはこれを証明したような方でした。

マラソンで海外に出掛ける事も度々あったのですが、ネットを駆使してマラソン大会のエントリーから、航空券、宿の手配、レンタカーの手配まで英語で全てやっていたのです。この位、生活の一部にしてしまうと確かに英語は上達しますよね。

英語が苦手な人がいきなり、この生徒さんのようにするのは、難しいと思いますが、是非一日の中で何か一部でも英語に関して習慣化出来ないか?と考えてみるだけで、長い時間が経過するとかなり違ってくるように思います。まさに継続は力なりです。

会議室学習でTOEICスコアUPした生徒さん

TOEICで大きな点数アップをして成功を収めた生徒さんというのは、ある一定期間一生懸命学習に全力を傾けているのですが、今日はある生徒さんの話をしたいと思います。

この生徒さんとは、私がある企業様に出張でTOEICレッスンに行っていた時にお会いしたのですが、その会社内では下ネタを話すことで有名な方だったのです。(笑)

飲み会などに行くと、若い女性がいるにもかかわらず、結構過激な下ネタを話していて、私も驚愕したのですが、この方は、後に1年余りで「奇跡の200点アップ」と周りから言われるような大きな成果をあげたのです。

TOEIC学習の様子をお尋ねすると、朝早く会社に来て勉強したり、私のTOEICレッスンが始まる前おおよそ1時間余は、同じフロアの別の会議室で学習し、それから来ていたようです。

授業を開始した当初は、中学校の英文法も怪しい状態だったのです。それこそ .現在進行形とかそーゆー本当に中学校1年生くらいでやるような基礎的な話から怪しかったかもしれません。ですが、地道に努力を重ねて1年余りでリーディングのスコアが本当によく伸び、トータルでTOEIC200点アップを達成し無事昇進ために必要とされる基準を超えたようでした.

スコアアップがあまりうまくできない方は、皆さん難しいからと学習そのものに集中していない場合が多いのです。ちょっとした努力で、成果か大きく変わってくるのでこれは実にもったいな話です。

朝早起きでTOEICを学習した生徒さん

ある男性の生徒さん思い出します。当時40代後半位の方だったと思うのですが、会社は外資系ということで、 TOEIC学習の必要に迫られてTOEICの学習を始められたのです。

この生徒さんは、TOEIC600点から700点ぐらいまでの100点を、半年ぐらいでアップされたのでした。

授業を開始してみると、昔それなりに英語が出来た、という雰囲気は感じたのですが、基礎的な英文法の段階からコツコツと英語学習をしてくれました。

感心したのは、当時、メールで宿題を送って頂いていたのですが、朝の4時半とか5時くらいに宿題を送信して下さることが多かったのです。

早起きして、英語学習のために時間を使って下さっているのがわかりました。

英文法の体系的な理解を中心に、同じ内容を2周してもらったのですが、 2周目になると急激に力がついた記憶があります。 1周目は理解に努めて、 2周目はそれを再度復習記憶を定着させるという感じだったと思います。

TOEIC学習をやっていると、最初の頃は1つの文法問題を解くのに30分とか下手をすると1時間かかる言う方もいるのですが、点数をアップできる方は、この30分とか1時間から作業=これは主に理解をすることに時間を使う場合が多いと思うのですが、この作業もきちんとやってくださるのです。ここで辛抱強くやると、後からは加速度的にスピードが増してきて、かなり短時間でもこなせるようになるのです。

この生徒さんがスコアUPできた背景には、このような良さがあったと思います。

TOEIC成功例 あるオジサマの場合。

本日からは、生徒さんのTOEIC成功例を書いていきたいと思います。

ある、おじさまの生徒さんを時々思い出します。かなりコンスタントに学習を続けて下さり、最終的にTOEICの点数が300点位UPした方でした。

私が、このおじさまの生徒さんに感心したのは、学習にコンスタントに取り組む事と、通勤時間をうまく使って学習していたことでした。

家から職場まで、凡そ1時間ぐらいかかっていたと思うのですが、この通勤時間はリスニングに時間を当てていました。私の記憶が確かだと、 NHKのラジオ講座をよく聴いていたように思います。

私も、たびたび言っている事なのですが、通勤時間というのは実にリスニングに適しているものです。目が疲れていると、本など読みたくない場合もあるかもしれませんが、リスニングならイヤホンさえ付けていれば、目を閉じながらでもできます。

当初はTOEICのリスニング部分の点数があまり高くなかったのですがこの地道な通勤リスニング学習によって、このおじさまは点数をあげました。

まさに継続は力なりです。土曜日や日曜日などの仕事がお休みの時は、かなりの時間を使ってTOEIC学習に時間を当てていたように思います。

点数アップされる方というのは、皆さん大体このように、ある一定期間集中して英語学習に取り組んでいるものです。

世間一般の英語スクールのTOEIC対策は本当に効果があるのか?

将来的にTOEIC学習をしたいと言っている生徒さんが『様々な学校でやっているTOEIC講座というのは、本当に効果があるんですか?』と私に質問しました。

『そのレッスンを受けるのに十分な基礎力があれば、それはきっとその方のためになりますが、逆を言うとTOEICの授業に必要な基礎力がなければ、きっと無駄になると思いますよ。』と私は答えました。

これはどういう事かと言うと、極論を言えば、中学英語もろくに身に付けていない人が、TOEICに特化した授業を受けても本当に効果があるのだろうか?ということなのです。

効果があるというのなら、ためしに中学生になったばかりの学生にそのような講座を受講させてみればいいのです。効果があるのであれば、その中学生は回数限定のTOEIC講座で600点とか 700 点という点数を取ることができるでしょう。

逆に言うと、それで点数が上がらないというのであれば、中学校で学ぶような基礎的な英語力がなければ、そのような講座は受講しても無駄であるということを証明することになるでしょう。

私が言いたいのは、 TOEIC講座というのが、 問題を解いたり、その問題を解くためのポイントを説明するということを指すのであれば、絶対的な基礎力は不可欠であるということなのです。

当英語教室では、 TOEIC対策をしたい方でも、その絶対的な基礎力がない方は、いちどTOEICから離れて、基礎的な英語体力をつけるようにお勧めしています。

2014年1月23日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習の効率をほんの少しだけ上げる方法

本日はTOEIC学習の効率をほんの少しだけ上げる方法を紹介したいと思います。

結論から申しますと。これは音読なのです。「そんなのも何度も聞いているよ。」と言う人が多いと思います。

それでは、私の方からズバリお尋ねしたいのです、「聞いた事はあると、私も思っているんですが、あなたはそれを実行しているのでしょうか?」と。

もし、あなたがそれを実行しているなら.これ以降は読なくても良いと思います。ですが 、音読という言葉を聞いたことがあっても、実際に実行したことがない方は読んで見てほしいのです。

何故、私がそんなことを言うかというと、私自身が TOEICに限らず英語学習をするときに.音読を軽視してきたという音読効果軽視による失敗した過去があり、とても損をしてしまったという後悔があるのです。ある時たまたまブツブツとつぶやくようになってから、即効性は感じなかったのですが、6ヶ月とか長い目で見ると、ブツブツ言ったものは後々記憶に残っていることが多いということがわかりました。

もし、私がこの効果に早く気付いていたのなら、絶対にやっていただろうと思うのです。

何も、TOEIC学習だからと気合いを入れて音読をする必要がないのです。英語をとにかく目の前にしたら、それを音読してほしいということです。集中力を持って反復すると良いのだと思うのですが、そんなことをしなくても、目の前にある英文をただ読むだけで、ちりも積もれば山となるでは無いですが、必ず効果があると断言できます。

2014年1月22日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic