TOEIC学習へのアプローチ

その昔、私がマンガ島耕作を読んでいた時に、彼がホームベーカリーを作るプロジェクトか何かに関わるようになって、それまで興味が無くて困っていたところ、彼が娘か愛人のどちらかから「パンが好きになればよい」というアドバイスを受けて、いろいろとパンを食べ始め道を究めるるということがありました。

TOEIC学習も実はこれに近いように思います。

自分で本当にTOEICスコアをあげたいのであれば、時間がかかってもインターネットで情報を検索したり(これには当然ながら、TOEIC学習法などが含まれます。)実際に書店でTOEIC参考書等を手に取って眺めてみたりしてみれば良いと思うのです。

私は英語学習というのは試験であろうが英会話であろうが、やるべき方向性というのは1つだと思っているのですが、TOEIC学習は世の中の報道の仕方などから、一種独特なものと見られているように思います。それはあたかも、小学生や中学生は塾に通って、塾で教えられるものを覚えて志望校に受かるようなパターンと同じ考え方を辿っているように思うのです。

そのような学習の仕方が楽しい人は、それでもちろん結構なことなのですが、大概の人はそのTOEIC学習では面白くないと思うでしょう。いやいやながら学習するのではないでしょうか?

私から言わせるとそういう学習の仕方をしているから楽しくないのです。自分でいろいろと工夫するところから始まって、自分をTOEIC学習に対してだんだん慣れさせていくと、意外と面白いものです。

2014年3月31日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習と英検学習

ある中学生をお持ちのお母様とお父様から英検学習とTOEIC学習のことについて質問を受けました。その質問というのは〝TOEIC学習をいつ始めるべきか?〟ということです。

この親御さん達のお子さんは、まず英検を取得したいということなのですが、いずれTOEIC学習も・・・・ということでした。その開始時期はよくわからないということだったのです。

私の経験から言うと、英検2級を取得した後にTOEIC学習を開始するのが1番理想であると思います。もちろん準1級を取得した後であれば、すんなりTOEIC学習にも移行できるはずです。

その理由というのは、いくつかあるのですか、ポイントは以下になります。

1.英検2級を取得した後だとTOEIC学習を始めるのに必要な基礎的な語彙が身に付いている。

2.英検2級ぐらいまでで基礎的な文法および構文把握の練習ができているとTOEIC学習をやっても非常に楽である。

3.英検2級対策を通じてリスニング対策をやるとTOEIC学習を始めた際にも楽である。

以上のような理由からです。

英検2級は求められる語彙が5100語です。TOEIC学習を開始するために必要な基礎的な英単語が仕上がっている段階であると思います。英検準2級は3600語なので、 TOEIC学習を開始するには少し少なすぎるのです。

構文把握の練習ができていると、当然TOEIC学習をやっても、楽なのです。英検2級ぐらいまでのリスニングができていると、TOEICに移行しても主に語彙を習得することだけに特化ができるので非常にスムーズに移行できます。

TOEIC学習を始めるために英検学習をやるというのも1つの考え方です。

※英検学習の詳しい内容について興味がある方は当英語教室のこちらの英検専門サイトも是非ご覧になってみて下さい。

2014年3月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC問題集をやりこむ数

TOEIC学習を始めると、あれこれといろいろな参考書に手を出したくなる生徒さんが何人かいらっしゃいます。(笑)

私はそのような生徒さんたちに、あまり色々と手を付けない方が良いですよ。と言うことが多いのですが理由は以下の通りです。

・複数の参考書をやっても復習がおろそかになり、結果として身に付くものが少なくなる。

・1冊をじっくりやり込む場合と比べて、取り組み方が雑になる。

実際に私の生徒さんで高得点を開けた方達のほぼ9割位が、あまり多くの参考書や教材に手をつけていないという部分あります。

いろいろ参考書にをつけたくなる方は、応用力をつけたりとかそういう理由があるように思うのです。確かにTOEIC問題を解く上で応用力は重要になりますが、応用力というのは基礎的な力が確立された上で形成されてくる力なので、基礎力がない方がTOEIC参考書にあれこれ手を出すというのは非常に危険だと言っても良いでしょう。

自分が使ってるTOEICテキストが、字が小さかったりなどして使いづらいから買い換えたなどというのは問題はないのですがそうでなければいさつをじっくりやりこんだ方が良いと思います。

ただし、TOEICで900点を超えたような方が、たくさん問題集をやり込むというのはありかもしれません。自分の気づかないポイントに気付けるようになるという側面も確かにあります。

2014年3月29日 | カテゴリー : TOEIC 参考書 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEICスコアアップと客観性

英語力が上昇すると普通はTOEICのスコアも徐々に上がるものなのですが、英語力が上がっているのにTOEICスコアが上がらないという方がたまにいらっしゃいます。

これは一体なぜなのでしょうか?

おっちょこちょいな性格だからだ と言う場合もあるかもしれませんが、それだけでTOEICスコアが上がらないという事はないでしょう。

私から見たときに1つ気になるのはその方の先入観です。

英語教師を長年やっていると、様々なデータが蓄積されてきて、最近では初対面の方でも、日本語で話をした時にすぐにスコアアップできる人・できない人というのがわかります。英語で話をするのではなくて、日本語で話をするだけで判るのです。点数アップができない方というのは、日本語でもよく分からないような話をする方が多いのです。言い方を変えると、先入観が強くて、その先入観を持って話をしている方が多いのです。

一例を示しましょう。

初めてお会いする方が、約束の時間より遅れて教室に到着したとします。

私がこの時に「教室に来る際に迷いましたか?」と質問をすることがあります。

TOEICスコアが上がらないような人というのは、ここで大概怒るのです。

「看板も出ていないので、どこだかわかりませんでした」などとぶっきらぼうな答えで返答するような場合が多いのです。

私が「教室に来る際に迷いましたか?」という尋ねたのを・・・

「教室に来るのに遅れたのは、迷ったからなのか?」と尋ねている(責めている)と先入観を持って考えているのでしょう。

私は単に、迷ったかどうかを純粋に尋ねていて、時間に遅れたかどうかを問題にしている訳では無いのですが、英語力があってもTOEICスコアが上がらないような方は、このような先入観が強いような方が多いのです。

実にもったいない話です。

2014年3月28日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEICスコアとスピーキング能力に関するデータ

語学教材販売で有名なアルクさんが、 TOEICテストのスコアとスピーキング能力の関係に関する報告を行ったようです。

それによると、TOEICスコアが高くてもスピーキング能力が低い方がいるということと、日本人の多くのスピーキング能力が丸暗記した表現を言える というところに多く分布しているというものでした。

私はこの報告から2つのことを思います。

・TOEICテストで高得点を上げていてもスピーキング能力が低い方は、おそらくほとんど話す練習をしていないのではないか?ということと、逆にスピーキング能力が高い人は殆ど文章を正確に読むなどのトレーニングをしていないのではないかという事。

・日本人の多くが暗記主体の学習をしており、理解しながら文章組み立てるということをあまり考えていないのではないか?

ということです。

TOEICスコアが高くてもスピーキング能力が低いなどと言うと、TOEICテストは悪いテストであるように考える人もいますが、とんでもありません。基本的にこの方達は英語を話すためのも基礎体力があるので、練習すればすぐに話せるようになるでしょう。

つまり

スピーキング能力は高いがTOEICの点数が低い人が、TOEICスコアをアップさせるのに要する時間>TOEICスコアが高いがスピーキング能力が低い人が、スピーキング能力を上げるのに要する時間。

という図式が成り立つはずです。

TOEIC問題をやる意義とは?

TOEIC学習をする時の基本はTOEIC公式問題集を使いこなすことであり、英語力そのものが上がらなければ、最終的には公式問題集をやっても上がらないと思うので、地道な努力が必要になるというのが私の意見なのですが、公式問題集や、それに近いような問題集をやることの意義というのは、自分が考えていない角度や見方を知ることであると思っています。

例えば英文法の学習が終了し、ある程度できるようになったとしても、実際にその英文法が、TOEIC試験ではどのように問われるのか?ということを知らないと、なかなかできるようにはならないものです。

問題集の中の問題を解きっぱなしにするということは良くないと思うのですが、一定期間大量の問題を解き、様々な考え方や見方をするということは、重要でであると思います。

普段、英語で書かれた新聞をざっと読める人でも、実際に TOEICに出題されるような長文を読んでみると意外に細かいところを記憶していなかったり、雑に読んでいると言う事を体感できるようになったりします。また、英文が自分では読めていると思っても実際には背景知識をかなり持っていて、実力以上に英語読めているということがわかったりします。

toeic問題をやりながらそんなことが実感できれば、しめたものでしょう。

TOEICと時代背景

私が大学に合格した時は入学まで気楽な気持ちでしたが最近の受験生はかわいそうだと思います。

大学に入学するまでにTOEIC学習をする というパターンは結構多いようです。時代背景がやはり関係あるのだ とこういう時に思ってしまいます。

大学の授業の中でもTOEICで〇〇点を取ると単位として認めるというパターンもすごく増えたと思います。

こういった時代背景がある訳ですが、これは私の信念なのですが、高校生や受験生の大学に入学する前に、まず何をやっておけばよいのか?というと、私はやはり英語のリーディングの力を徹底的に磨くということであると思っています。

世の中は結構英会話英会話と言っているのですが、私も英会話の必要性は認めのですが、学習を開始するべき時期というのがあると思っています。頭の中にあまり知識がない状態で英会話の練習を始めても、無駄だとは思わないのですが、得るものは少ないように思うのです。

受験生の結局英文をきちんと読まなければならないという状況に迫られるので、学生時代はみっちりと英文を読む練習をするべきだと思います。

大学に入っても上記のようにTOEIC学習の必要性があったり社会に出て英語でやりとりをするという時に、英文を読む力がないと後々苦労するものです。

大学生の大学でTOEICを勉強しなければならないというものがまず徹底的にリーディングの力を磨くと後々 TOEIC学習が飛躍的に進むと思います。

2014年3月25日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

遠回りなTOEIC学習方法

インターネットでTOEICに関する情報閲覧していると、面白い話が書いてありました。

それは、日本ではかなり有名な、某英単語集を使っている人はTOEICの点数アップが遅い という話でした。

これはおそらくその通りでしょう。この英単語集は確かに、英語力全般を伸ばすという意味では効果が上がる単語集なのでしょう。しかし、TOEICの点数を上げるという観点からいくと、関係ない単語も結構出ているように思います。

大学受験生がこの単語集を使うというのは、有効なのでしょうが、TOEICにはこの単語集には載ってないようなものが出るということがあります。

やはりTOEIC点数アップをするためには、TOEICに準じた単語集なり、参考書を使うべきなのでしょう。ですが、何度も話しているように公式問題集に優る参考書は無いというのが私の意見です。

英単語を覚えるのであれば、公式問題集の中に出てくる英単語をまずは覚えるべきなのです。その点を考慮せずに、周囲の人がこれを使っているからといって、闇雲に試験に出ない英単語を覚えてもあまり結果は良くないでしょう。

TOEIC点数アップ勝利の方程式は、TOEICに良く出題される物から、まず覚えていく事なのです。

2014年3月24日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC part2勉強方法2

TOEICリスニング対策としてまずやるべき事は、TOEIC part2である という話を前回のブログでしたのですが、それは短い英文をきちんと正確に聞けるようにならないと長い英文が聞き取れる事はない為です。

公式問題集vol1~vol5を時間がかかっても集中しながらディクテーションすることで、その後のTOEICリスニング対策は楽になると思います。必要な語彙をきちんと習得することができ、英文を聞く時に特に重要になる、最初の部分をきちんと集中して聴くという習慣も生まれるでしょう。

ディクテーションに関してあまり乗り気じゃない人も、最初にまずザーッと英文を聞いてみて、1度で聞き取れなければ、5回位集中して聞きます。それをやった後で、前後の文脈から聞き取れない部分を把握してみたり、文法的な視点から自分が聞き取れなかった部分を諦めずにうえてみるよう努力しています。

ここまでやった後で、TOEIC公式問題集についている解答解説を使い赤ペンなどで、自分はしていなかったところをチェックしていくと、かなり印象に残るはずです。そうすると自分が覚えていなかった単語や英語表現なども案外あっさりと覚えることができるでしょう。英単語帳などでTOEICによく出る単語を覚えるよりもはるかに楽に語彙習得も可能なはずです。

2014年3月23日 | カテゴリー : TOEIC part2 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC part2 勉強方法

TOEICリスニングを勉強する際に、リスニング力があまりない方がpart 3やpart4に挑戦すると大変なものがあります。特にリーディング能力がない方が、これら2つのリスニングに挑戦するとなかなか厄介なものです。

そんな方がまずやるべき事は、TOEIC part2のリスニングです。

私はこのセクションは、リスニング能力を磨く勉強の上で、基本中の基本であると思っています。というのも全ての文章が短文なので正確に聞き取る練習にはもってこいなのです。

よく、このセクションの対策をするとなると、最初の疑問詞を聞き逃してはならないなどというアドバイスが書かれているのですが、それはそうなのですが、そういうテクニック以前に、聞き取りの練習をしっかりやってほしいのです。

公式問題集を使うとvol1~5までで、おおよそ300問ほど、この聞き取りの練習することができます。 TOEICリスニング対策にはもってこいです。

当然ながら、このセクションで出てきた、わからない英語表現は必ず覚えていかなければなりません。そして私はこのセクションの問題を使いディクテーションをしながら、自分の耳を英語を聞き取る上で最適化してほしいのです。

300問ものディクテーションをやるというのは、結構骨が折れますが、やればやっただけ、必ずTOEICリスニングのスコアが上がると言っても良いでしょう。

続きは次回。

2014年3月22日 | カテゴリー : TOEIC part2 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic