toeic part6 対策

 

toeic part6 対策 の進め方

 

toeic part6 対策 をどのように進めればよいのか分からない・・・という方がいらっしゃるかと思う。

今回は、toeic part 6 対策について述べたい。

 

toeic part6 はどのようなタイプの問題か?

 

toeic part6の問題は主に以下のように分類される。

 

・語彙力を問う問題

・文法について尋ねる問題

・文脈から適切な語彙や文法に答える問題 

 

以上のような問題である。それぞれ問題の詳細は以下で述べたい。

尚、part6のイメージをつかみたい方は、以下のサイトを参照いただくと、イメージしやすいと思う。

http://www.toeic.or.jp/toeic/about/tests/sample06.html


語彙問題

 

英単語の意味、使い方について要求する問題である。

そして、このタイプの問題は〝空欄を含む前後一文だけを読めば解答出来る問題〟と〝前後数行の文章を読まなければならない問題〟に分類される。

 

文法問題

 

part6では文法問題の出題される。時制に関する問題などは頻出項目である。

このタイプの問題も〝空欄を含む前後一文だけを読めば解答出来る問題〟と〝前後数行の文章を読まなければならない問題〟に分類される。

 

語彙力はどのように高めるか?

 

toeic part6 対策 の語彙問題を攻略する為には、当然ながら語彙力そのものを高めなければならない。

その為には、TOEIC公式問題集シリーズを使い、反復しながらTOEIC試験でよく出題される英単語をインプットすることが重要である。

(※toeicに必要な英単語を覚える方法については〝toeic 英単語 覚え方 ~少しでも楽をする為に。〟を参照頂きたい。)

 

文法問題はどのように攻略するか?

 

文法問題では、体系的な英文法を理解した上で、各文法ごとの着眼点を知らないと対応できない。

従って、学習する順番としては・・・ 

 

1.体系的な英文法の理解。

2.体系的な英文法の理解がある程度終了した段階で、各英文法項目ごとのポイントを習得して行く必要がある。

(※体系的な英文法学習の進め方、英文法項目ごとの着眼点を獲得する方法に関しては「toeic part5 勉強法」を参照して欲しい。)

 

toeic part6 文脈

文脈を読み取る力はどのように高めるか?

 

これまで述べてきたように、語彙問題、文法問題どちらに関しても文脈をきちんと把握していないと、解けないタイプの問題がある。

 

従って、語彙問題と文法問題だけど対策をしているだけでは、文脈を読み取る力がなかなか形成されない。リーディングの力が問われているとも言える。

 

普段から英文を読みながら、文脈を把握する訓練を積み重ねることも大事である。

 

文脈を把握するために使うべきテキストは、やはりTOEIC公式問題集シリーズである。これらの英文を読みながら、わからない英文が出てきた時に、辞書を使いながら、文脈を把握しつつ練習を重ねると良い。

(※辞書を使った文脈推測力を高める方法に関しては〝「英語辞書の正しい使い方を知って10倍得をしよう」の中の「英語辞典を使って文脈推測力を磨く方法」〟を参照して欲しい。)

 

toeic part6 対策にも役立つ-多読

 

上記〝語彙問題〟のところでも述べたように〝単語の使い方について尋ねる問題〟がある。

 

この種の問題に対処するもう一つの方法は、多読である。

 

私が実際にTOEICのpart6を解答する時に〝こういう言い方よくするな~〟〝こういう言い回しよくするな~〟と感じることがある。

 

そして、空欄部分に入れるべき英単語を文法や、英単語の語法に気を配らなくても、すぐに解答できてしまうことが多々ある。

 

これは、長年英文を読む作業を積み重ねてきた結果、英文自体が頭に大量にインプットされているからである。

 

この状態を、多読学習を進めてきた結果獲得できた力である。即効性のある方法では無いが、英文を大量に読み続けると、このような力を獲得することも可能である。

 

是非TOEIC公式問題集を使いながら、多読にも励んでいただきたい。(※多読 に関しては以下のサイトを参照して頂きたい。〝多読 英語 学習 の進め方〟)

 

また、TOEIC公式問題集シリーズの問題を使いながら、多読を行うのが1番であるが、 TOEIC part7などでは、英字新聞の記事などが出る事があるので、公式問題集シリーズを使い、英字新聞の記事のパターンを把握した上で、似たような新聞記事で多読を行うこともおすすめである。

(※英字新聞を利用した学習に興味がある方は〝英字新聞 学習法〟も参照して頂きたい。

2015年5月31日 | カテゴリー : TOEIC Part6 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic part 5 勉強法

 

toeic part 5 勉強法

 

toeic part 5の学習を行うにあたり〝どのように学習を進めればよいのか?わからない。〟という方がいらっしゃるかと思う。本日は、 この点について述べたい。

toeic part 5 の問題傾向

 

近年のtoeic part5は、主に英単語の力と英文法の力という2つの側面が出題される形式になっている。

語彙力が半分程度、残りの半分が英文法について問われる形式となっている。2つの側面についてバランス良く対策を進めなければならない。

 

toeic part 5 英単語学習の進め方

 

toeic part5用の英単語学習を進めるために、これだけをやれば絶対だというものはない。強いて挙げるとすれば、公式問題集シリーズのpart 5は勿論、問題集の中に出てくる英単語を少しずつ吸収するということであろう。

 

しかしながら、英単語学習だけをたくさん行っても、リスニング学習、リーディング学習とのバランスの問題があるので、他の学習をやりながら同時に英単語も習得していくというのが1番現実的で効率的な方法であると思う。(※TOEIC英単語の覚え方に関しては〝toeic 英単語 覚え方 ~少しでもラクをする為に。〟を参照して欲しい。)

 

また、語彙力形成に関しては〝忘却の問題〟があるので、復習を効率よく行うシステムの確立が非常に重要になる。(英単語の復習システムについては 英単語 覚え方の〝英単語を復習しやすいシステムを構築する〟を参照して欲しい。)

 

toeic part 5 英文法対策の進め方

 

パート5の英文法力をを上げるためには、まず自分の英文法力について正確に把握しなければならない。

 

これを行わずに、文法の問題集をたくさん解くような事を始めても、うまく文法問題集を活用することが出来ず、時間を費やした割には、あまり力がつかないような事になってしまう。

 

従って、現状把握することが非常に重要なのであるが、以下のポイントについて考えてみると良い。

 

・体系的な英文法の力があるか?

・文法項目別のポイントをしっかり理解できているか?

 

である。以下でそれらに関する具体的な話をしていきたい。

 

体系的な英文法力の重要性

 

体系的な英文法の力がないと、文法問題集を解き、解説を読んでも理解することができない。理解がうまくできないので、当然記憶にも残らないし、応用力が育たない。

 

例えば、関係代名詞が問われる問題を解いていても、その英文の中にingなどが出てくる。この時に、そのingが動名詞であるのか?、現在進行形であるのか?、現在分詞の修飾であるのか?、分詞構文であるのか? などが、ある程度正確に把握が出来なければ正確な和訳ができない。

 

そうすると、関係代名詞の問題自体をうまく解くこともできるようにはならない。また、和訳を見ても、何故このような日本語になるのか?という事も理解できない。

 

また、英文を読んでいると、実に沢山のthatが出てくる。(代名詞、形容詞、接続詞、関係代名詞、同格)その場合thatがどのタイプであるのか?ということが判らないと、英文の構造を満足に取る事すら出来ない。(※色々なthatについての識別を知りたい方は”that 使い方 を理解しよう“を参照して頂きたい。)

 

このような状態で沢山の問題を解いてもほとんど習得するものは無い状態になる。

 

まず、このような段階の方はtoeic part5の学習を行う以前の問題であるので、頭の中に英文法の知識をネットワーク化する準備をしていく必要がある。英文法の体系的な知識を形成する方法は〝英文法力 を効率的に高める学習手順〟を参照頂きたい。)

 

文法別着眼力の重要性

 

英文法の知識がネットワーク化された状態で、いきなり問題を解いても、ほとんど答えることができない場合もあるかもしれない。しかしながら、この段階であまりがっかりする必要ない。

 

なぜなら、文法的な着眼点を持ち合わせていないので、解けないだけかもしれないからだ。

 

文法的な着眼点というのは、以下の様なものである。

 

・時や条件の副詞節のところでは、未来の事でも現在形で表す という部分が問われる。

・使役動詞 have の原形のパターンと過去分詞のパターン。

・recommend という動詞がthat節を取る場合 that S (should )原形というパターンになる。

 

繰り返すが、体系的な英文法の知識が確立されたばかりの段階であると、問題集などで問題演習をこなしても殆ど答える事はできない。それは、上記の様な文法的な着眼点がないからだ。

 

不正解の問題ばかりでも〝自分はこれからどんどん視点を獲得することができるので楽しみだ〟と思っていれば良い。

 

文法別着眼力は、文法問題の正解数を増やすだけではなくて、解答スピードの向上にもつながる。

 

何が問われるかということがわかっていれば、当然答えを導くまでの、スピードも上がるし、余計なことを考えなくてもよいので、頭の疲労も少なくすむ。

 

また、part5で時間を使わなければ、part6、part7に取り組むための時間もより確保できるようになるので絶対に必要な視点である。スピードが要求されるTOEICでは、この様な考え方はかなり重要である。

 

文法別着眼点をどのように獲得するか?

 

文法別着眼点が重要であるということが分かったが 、どのようにそれを獲得すれば良いのか?と思う方もたくさんいるかと思う。

 

一番簡単にこれらの着眼点を獲得する方法は、問題集で一つ一つの問題を解きながら、正解の理由、不正解の理由を自分で説明できるかどうか確認しながら、問題演習を繰り返すことである。

 

例えば、関係副詞whereを選ぶ、問題があったとする。この時に、選択肢の中にwhose which whatなどが入っているとする。

 

問題演習をする時に「~でwhereが正解である。関係代名詞のwhatは先行詞を含む関係代名詞なので、既に前に先行詞があるので、この時点でこれは選べない・・・」などと一つ一つ検証していくということである。

 

toeic part 5 問題集の復習の仕方

 

何度も述べているように、問題集を使って学習をする理由は、文法的な着眼点を獲得するためである。従って、復習をする時には、以下のように進めていけばよい。

 

1.問題を解いてみる。

2.正解と不正解を確認する。

3.正解できたものの中で、明確に根拠を説明出来るものと、出来ないものに分類する。

4.正解の中で、根拠を説明できなかったものを確認していく。

5.不正解の問題を根拠を説明出来るようになるまで復習する。

 

文法的な着眼点を獲得するためには、1つの問題集を何回も反復しながら行う方が楽である。極論を言えば、丸暗記もしない限り、問題と答えを覚えてしまっても良いくらいだ。

 

複数の問題集で、これを行うと、一つ一つの記憶が薄くなってしまうために、なかなか文法的な視点を身に付けることができないので、やめておいた方が良い。

 

焦らなくても、文法的な着眼点が獲得できれば、後から面白いように、問題集を使いながら、問題演習をすることができる。

 

toeic part 5 問題集を解く時は制限時間も設ける。

 

文法的な着眼点を獲得するために問題集を解く時には、だらだらと解くのではなくて、制限時間を設けてやらなければいけない。

toeic本番のことを考えると、文法問題1つを解くのに〝最大〟で30秒までとし、学習を進めると良い。(※1問30秒で40問を解いてもparr5だけで20分を使ったことになる。part6、part7で残されている時間は55分になる。55分で60問の問題をこなすことになる。これでも結構時間的にキツイ。)

 

toeic part 5 で培った力を速読・多読に繋げてみる。

文法的な着眼点が獲得できると、それは速読力向上につながる。先を予測しながら、英文を読み進めることができるようになるからだ。

そして速読力が獲得できると、多読学習を開始することができる。TOEIC公式問題集を利用しながらとんど英文を読んでみることができるようになる。

TOEIC公式問題集を活用しながら多読を始めると、語彙を少しずつ吸収することにもなるので、結果として toeic part 5の対策にも繋がる事になる。(※多読学習に関して興味がある方は〝多読 英語 学習の進め方。〟を参照頂きたい。)

 

2015年5月15日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic