只管朗読から得られたもの。

 

最近は、運用出来る英語知識を増やそうという観点で、英語学習をしているのですが、ある時、本格的に 英語の神様である、故國弘正雄先生がおっしゃっていた‘“只管朗読”をしてみようと思いました。

 

今回は「只管朗読から得られたもの」をテーマに記そうと思います。

 

只管朗読を始めたきっかけ

只管朗読から得られたもの。

 

色々な事を英語で表現できるようになる為に、公式問題集の日本語部分を英訳する訓練を続けているのですが、日本語から英語にした時に得られる味わいと、英語を読んだ時に得られる味わいに大きな差があり、これが非常に面白くて只管朗読も始めることにしました。

 

同じものを何度も何度も声に出して読むのが理想なのですが、はりきってこれを続けたところ喉がやられてしまいました。そこで、喉がおかしくなり始めたら、黙読するということで、何度も何度もTOEIC公式問題集を読んだのですが、反復しても反復しても、その度に“色々な発見”がありました。(もしかすると、前に学習したことをスッカリ忘れてしまっているだけなのかもしれません。)この発見する感覚が面白くて、飽きもせず同じものを読んでいます。

 

只管朗読から得られたもの

只管朗読から得られたもの。2

 

只管朗読から得られた一番大きな変化は、文章を何度も読んでいると、自然に自分にとって役に立つ文章や表現が丸々入ってきたことです。覚えようという意識はなくても、勝手に覚えてしまうのです。國弘先生が言っていた事は確かなようです。かつて高校生の時に、英語で26点とかを取っていた私でさえも、特段覚えようという意識がなくても頭に入ってくるのは不思議な感覚です。

 

特に、“色々な発見”を感じた時の表現は記憶に長く留まってくれる様に感じます。感情と結びつくものは記憶に長く留まるということなのでしょう。

 

生徒さんとのレッスンなどでも、このTOEIC公式問題集は何度も使っているのですが、頭が「TOEICの問題に答える」「速く英文を読もう」「正答をいち早く導き出す」というモードになっている時には、英文一文全体が頭に残るということは殆どないのです。左脳が働き過ぎているのでしょうか?

 

頭の中に沢山の英文が入ってくると、初見の英文を見た時の理解の速度が違うように感じます。私は脳学者ではないですが、経験から頭の中のデータベースが増えると、違ってくるのだな~と感じます。

 

また、これは和文英訳と只管朗読との相乗効果かもしれませんが、英訳をする時にあまり唸らなくても作れるようになってきているようにも感じます。

 

余談ですが、只管朗読を開始してから、夢の中に外国人が登場することが増えて、夢の中で英語を話していることも増えました。(目を覚ました時に何を言っていたのか思い出すことは出来ないのですが・・・)

 

これからも只管朗読は続けます。

只管朗読から得られたもの。4

非常に得られるものが多いので、TOEIC公式問題集の只管朗読は継続したいと思います。ただ、カフェなどでこの学習は出来ないので、自室でする訳なのですが、休みの日など朝から晩まで同じ事をやっていると、家族からおかしくなったか?と思われる可能性もあるので、この辺りに関しては理解を求めようと思います。また、喉が非常に疲れるので、喉を労わる方法も考えたいと思います。

2016年3月30日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic