私は読書が趣味なので、人よりは本を読むのですが、自分でいつも反省させられるのは、読んだ本の内容が智慧となっていないことが多々あるという事です。小説などのように楽しみで読むものは、楽しければそれでも良いのですが、国際政治やら社会問題に関する問題に関して読書をしていても、それが智慧になっていないのであれば悲しいですね・・・
TOEIC学習法に関する本を読んでいる方の中には、何冊も読んでいるけれど、著者の名前ばかり憶えていて、何も自分の結果は変わらないと言う方もいると思います。
TOEIC学習法に関するアドバイスを授けているような本を読んでいて、読んだ後で頭の中に何も残っていないという方は、読む時間以上に本に書かれている内容についてあれこれ考えてみる事が重要です。本と対話をすると言っても良いでしょう。
例えば、基礎的な英文法の理解をしましょう などのアドバイスが書かれていたら・・・
・どうして基礎的な英文法の理解が必要なのか?
・自分は本当にそれらを理解しているか?
・理解していないところは本当にないか?
・理解出来ていないところがあるのであれば、それは何処か?
などと、読みながら考えてみることが重要です。そうすると、自分のTOEIC学習上の問題点が明確になるし、なによりも本の中のアドバイスをしっかり自分の智慧に変えることが出来ると思います。