toeic 多読について。3

前回のブログでは、多読をする時に『辞書を文脈を理解しながら使うことの重要性』について記しました。

今日は、その続きですが〝多読をする際に、内容を覚えながら読もう〟ということについてお話したいと思います。

人間が何かの書物を読む上で重要なのは、内容を理解し、その読んだ内容を自分の智慧に変えられることです。その為には、漫然と読んでいては駄目なのです。

英語に限らず、多読をしている割に、あまり賢くない人を人生で何人か見ていますが、そういう方は読書量だけに焦点が当たっているのだと思います。穴の開いたバケツの中に大量の水を入れたと喜んでいるようなものです。これでは実にもったいない話です。

多読に話を戻すと、内容を覚えながら読む訓練を多読をしながら身に付ける必要があります。話の流れをシッカリ掴むことが重要になります。

TOEIC問題集を使い、大量の英文を読んでいる方は、TOEIC問題を実際に解く場合と同じように、英文を読む前に、設問を読んでみる事をお勧めいたします。そうすることで、この情報に対して目的意識が高まるので、大量の英文を素早く読んでも、ものすごく楽に情報を吸収できるものです。同じ量の英文を読んでも、そうしなかった場合は大きく結果が異なると思います。