toeic 学習 計画 集中して学習する日を週に一度は設けたい。

昨日生徒さんからTOEICの点数が過去最高を記録したと報告がありました。頑張ったことが結果に反映されるのは、嬉しい事ですね。

さて、TOEICスコアアップをした生徒さんを観察していると、多くの方に共通しているのが、週に1度集中学習する日を設けていることです。スコアアップの為には、どうしてもある程度の学習量が求められますが、大幅アップを達成された方は、コンスタントな学習に加えて、集中学習している日があるのも共通しています。

スコアアップの必須条件が集中学習をする日を設ける という意味ではなくて、必須条件はある程度の学習量が求められる という部分です。ですから、コンスタントにある程度の学習量を確保できるのであれば、それも勿論有効であると思います。

ただ、集中する時間が長い程、以下のメリットが生まれてくるのも事実であるように思います。

・英語学習には慣れが必要だが、短時間の学習を繰り返すと、この慣れが出来にくい。

・TOEIC試験は2時間に渡る試験なので、2時間以上集中する日がコンスタントにあると、疲れにくい頭を作り易い。(細切れ時間で良い成績を残せても、2時間試験が続く時に、この成績が維持できるとは限らない。)

週に1度でなくても、月に何回かは集中学習する日を設けた方が色々な意味で良いかもしれませんね。

2014年10月28日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic スコア アップのプロセス

TOEICを受験し続けている方の中には、点数が安定しない という方もいるかもしれませんが、様々な生徒さんを観ていると、50点位の誤差は、問題との相性などによって出てくる場合もあるので、心配する必要はないように思います。特に点数が400点位~600点位の間の人はそういう傾向が強いように思います。

ですから、この範囲の方がTOEICの点数が仮に50点下がっても心配する必要はないと思いますし、50点上がったとしても果たして本当に力がかなり付いたのか?となると何とも言えないように思います。英語力がシッカリつくと、点数は100点位上がる場合が、生徒さんの状況をみていると多いようです。

400点位~600点位のスコアレンジの方が、1年とか、かなり長い間学習をしていても100点単位の点数アップが達成できていない場合は、多くの場合学習の方向性が間違っているケースが殆どか、勉強期間が長いというだけで、実際には集中して勉強していないものです。

英語を読む力そのものが上がっていなかったり、聞く力が伸びていないのに、問題演習ばかりを繰り返して『自分は一生懸命TOEIC学習を頑張っている』と自己満足に浸っているようなケースも多々見られます。

2014年10月27日 | カテゴリー : TOEIC スコア | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 多読 の効果とは?

TOEIC学習を行っている方の中に多読をしている方もいらっしゃるかと思います。適切な状況で、多読を行うと様々なメリットが考えられる思うのですが、間違ったやり方で行うと、時間を無駄にしてしまうと思います。

間違ったやり方というのは以下の様なものです。

・自分のレベルとかけ離れた英文を読み続ける事。

・精読が出来ない人が多読を行うこと。

自分のレベルとかけ離れた英文を読み続けると、なかなか理解しないで、英文を読み続けてることになるので、これでは時間を無駄にしてしまいます。よくわからない物を続けるということは、アラビア語を全く学習したことがない人が、たくさんアラビア語を読み続けてもほとんど効果が上がらないのと一緒です。自分の現在のリーディング能力と比較して、軽く難しいものを読み続けるのが、効果的だと思います。

精読が出来ない人は、間違った解釈を続けて、変な癖ばかりが身に付くことになるので、やり続けてもほとんど効果がないと言えるでしょう。

多読は筋力トレーニングに似ているかもしれません。自分が50キロのバーベルを持ち上げられる状態の時に、60キロを上げられるようになりたいからと、いきなり100キロのバーベルを持ち上げて練習をしても、何も効果が上がらないばかりか、かえって関節などを痛めてしまうはずです。

toeic 精読 が出来れば後の学習は楽。

TOEIC学習をしている生徒さんの中で、英単語力があまりないものの、英文を構造に従って訳すのがすごく上手な生徒さんがいらっしゃいます。

英語的な発想が理解できるようになって、だんだんと英文が読めるようになってきているのです。ここまできたら、あとは英語の文章をたくさん読みながら、どんどん英単語を覚えていくことをするべきです。

TOEICリーディングでスコアを上げるためには(いや、英語力全般を上げるためにはと言っても良いでしょう)英語の文章の構造をきちんと取りながら、正確に読めるようになることが求められます。

どんなにたくさん英単語覚えても、構造に従って確実に読むことができなければ、いつまでたっても高い英語力を獲得できません。

英単語をたくさん知っているのに、TOEIC公式問題集の解説を見てもいまいちその和訳が理解できないという人は、英語の文章を正確による訓練、いわゆる精読ができていないことになります。

これが出来ていないと、いくら多読を続けても、時間ばかりが無駄になってなかなか力をつけていくことができないのです。

学生時代に英語が苦手で精読学習をを怠ってきた方は、必ずどこかでこれをするべきだと思います。

toeic リーディング 正答数 を上げる為に。

TOEICリーディングのスコアアップを達成するためには、英文をスラスラ読め、そして正しい答えを導くことが出来るようになることが求められます。

英語の文章をある程度スラスラ読める人でも、意外にスコアがアップしなかったりする場合があります。様々な原因が考えられますが理由の1つは、問題を解く時に正解を導くプロセスが雑であるということです。

以前いた生徒さんで、結構英文は読めるのに『なんとなく正解を選ぶ』ということを繰り返していたためになかなか点数が伸びないという人がいました。ところがこの生徒さんに、レッスンの度に、どうしてこれが正解ですか?と成果に至るまでのプロセスを、徹底的に確認するという事を続けました。

最初のうちはなかなか点数アップすることができなかったのですが、ある時突然150点位スコアアップして800点に到達することができました。

この生徒さんは、当英語教室に来るまで、たくさんいろいろな問題を解くことを繰り返していて、英語に関しては勉強熱心な方だったのですが、学習の方向性が少しそれていたというだけだったのです。

ある程度英語をスラスラ読めるようになったら『この選択肢が正解の根拠はここにある』という照合訓練を徹底してやってみることをお勧めいたします。

toeic リーディング 問題 文章のスタイルに慣れる。

私が昔、留学中に英字新聞を読み始めた頃は、非常に難しく感じたのですが、 3ヶ月ぐらい読んでいるといつの間にか非常に楽になった記憶があります。これは、その英字新聞のライティングスタイルや発想に慣れた為だと思います。

英字新聞をしばらく読み続け、それに慣れた頃、難しく感じたのは映画の評論でした。読んでもいまいちピンとこないのです。他の記事は読んでもそれなりに読めるようになったのに、映画の評論は非常に難しかったです。

理由を考えてみると、普通の英字新聞の記事は、ある程度先の話が推測できます。ところが、英語の評論は推測を働かせて読むと言うことがなかなかできないのです。

ある日TOEICの授業をやってた時に、ある生徒さんが『この英文は難しく感じます』とおっしゃいました。そこに出てきてる英単語などはある程度覚えているし、文章の構造も明確になっているにも関わらずです。

それはpress release の問題だったのですが、この生徒さんがそういうタイプの文章あまり読む機会がなかったようです。ですからpress releaes 独特なライティングスタイル慣れていなかったということなのでしょう。

TOEIC公式問題集などで問題をどんどん解いていくときには、妙に難しいと感じることがあるかもしれませんが、そんな場合の原因の一つはこれかもしれません。ですから苦手な分野の文章をどんどん読んで慣れてしまうのが攻略の1つの方法だと思います。

toeic 場面 別に英語表現をまとめて覚える。

TOEICリスニング問題をやっていると、様々な場面が出てきます。 様々なシーンのリスニング問題をやっていると、それぞれのシーンにおいてよく使われる英語表現というのがだんだん分かってきます。そういう時に、そういう表現を覚えていくと、英単語帳などで覚えるよりも、はるかに楽に英語表現を習得できるものです。

・病院の予約

・オフィスでコピー機が詰まった

・空港での飛行機の遅れ

・天気予報

など、よく出てくる場面があるので、こういった時にそれに関連する英語表現を覚えていくのです。

リスニング学習を中心にやってる人であれば、わからない時にしっかりと確認し、それを覚えようとしなくても、流れてくる音声が何を意味しているのか?考えながら、英語を聞き続けるだけで、ある程度の時間が経てば自動的に覚えているはずです。うんうんとうなりながら覚えるよりも、はるかに楽に習得できます。

私はTOEICの問題に本格的に取り組んだのは留学後だったのですが、留学していたときに様々な状況を体験しましたが、実際のTOEIC問題を解いてみると、自分が経験したことないような表現が結構ありました。TOEIC問題集を使いながら勉強するのはまさにこういった穴を潰すのに最適です。

 

2014年10月22日 | カテゴリー : 未分類 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 短期間 でスコアアップ出来る人・出来ない人

よくインターネットなどで、TOEIC学習をしている人が『今現在300点ですが1ヶ月間で500点まで上がりますか?』などと質問しているのを見かけます。

この質問に対する私の答えは、Yes でもあり No でもあります。

基礎的な英語力をある程度持っている人は、不可能ではないと思います。(可能性は高くはないですが)ですが、英語の基礎力がない人は不可能であると言って間違いないと思います。

例えば大学受験である程度英語の点数が取れた人に、入学試験が終わってすぐにTOEIC対策を行わせると、ほとんど苦労なく点数アップができると思います。例えば550点位の人が700点位になるとかそういうパターンです。

一方、TOEIC試験の段階で英語が苦手だった人が、1カ月で200点を取るのは、なかなか厳しいと思います。

TOEIC試験を英語力のものさしの1つとして、使っているわけですから、常識的に考えてみて、1か月位の小手先の学習で、点数アップができるのであれば、その試験はものさしとして使えないということになります。言い方を変えると、小手先の対策で点数アップが可能になるような試験を英語力のものさしとして、使っているところがアホだということになります。

しっかりと英語力を形成する方が、時間も費用も無駄にしなくて済むと思います。

toeic 趣味 の英文を読む。

TOEICで高得点を上げるためには、英語で書かれた文章いかにスラスラ読めるか?ということが重要ですと、度々お伝えしているのですが、スラスラ読める状態にするために、 TOEIC公式問題集を大量に読んでみるのも良いと思うのですが、自分が興味が持てる英文を大量に読んでみるのも良いと思います。

私の経験論なのですが、私が初めてTOEIC の英文を読んだときには、TOEICの英文自体はさして難しいとは思わなかったのです。別に自慢話をしている訳ではなくて、TOEICの英文を読む以前に、大量に様々な英文を読んでいたため、英語で書かれたものを読むことに慣れてしまったのです。

ではそのようなものをよく読んでたかというと・・・

・趣味のF1レースに関連する雑誌、自叙伝。

・Irish Times

・The Economist

こういったものを大量に読んでいたために、英文に対して読み慣れができていたのです。

TOEICの公式問題集の英文をスラスラ読める方は、どんどん問題を解きながら英文慣れていくのが良いでしょう。問題は、英文をスラスラ読めない人です。公式問題集に興味があるのであれば、それを読み続けるのが良いと思うのですが、それに興味が持てない人は、自分が好きなものを多読してみることをお勧めいたします。

toeic 英文法 身近なものから英文法を考えてみる。

TOEIC学習などをしている時に、様々な英文法を習得する必要がありますが、これを全て『覚えよう』と思って習得しようとすると、非常に大変です。なかなかできるものではありません。

そうではなくて、自分が習得しようと思っている英文法の項目を、自分の日常の周りにある英語と関連づけるようにしていくと、案外あっさりと習得できるものです。

例えば will be ~ing という形を英文法書で見かけたとします。この時に、ただ、これを覚えようとしても憶えられないのですが、地下鉄に乗っている時に、電光掲示板で、この項目を使った英文を観たり、JRに乗っている時に『This train will be stopping at ・・』などと言う表現を見かけると、案外あっさりと習得できてしまうものです。

重要であるのは、ある英語表現を見かけた時に『どうして、今この場面でこの英文法項目を使うのであろうか?』と考えてみることです。いろいろな英文法項目があり、そして似たような表現がある中で、どうして今この項目を使って表現しているのか?と考えてみると、理解も深まりますし、印象に残りやすくなると思います。

この時に、よくわからなければ、再度英文法書を眺めてみると、自分の曖昧だったところが明確になり、一層良いでしょう。

2014年10月19日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic