TOEIC 一夜漬け

TOEICテストの一夜漬けに関して生徒さんから尋ねられたことがあります。

一夜漬けで点数も大幅に上がるほどTOEIC試験は甘い試験ではありませんが、1つだけ効果があるとすれば、それは前日に公式問題集使って、時間配分も含めて徹底的にシュミレーションをしていることでしょう。

まったくTOEICに関して経験のない状態で、試験会場に向かうのと、実際に公式問題集フルでやってみて、リスニングの問題のスピードやリーディングの時間感覚に慣れておくだけでも何もないよりは良いでしょう。

英語力がある方は基本的にTOEICを初めてやる状態でもそれなりの点数が取れると思いますが、独特のスピードに慣れておかないと英語力がある人でも点数は大きく違ってくるので、必ず前日にTOEIC公式問題集をやってみることが重要です。

あともう一つ重要なのは一夜漬けだからといって徹夜を言ってはいけません。意識朦朧状態で試験を受けると、自分が今持っている力半減させてしまう可能性があります。

特にリスニング試験なのは集中力が要求されるので絶対に睡眠を削ってはいけません。ある程度頭がシャープの状態で試験に挑んでてください。

TOEIC試験から帰ってきたら、そのまま終わりにしないで、ぜひ次回のTOEIC学習に反省点を活かしてください。

2014年2月22日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習とゲーム機

机に向かってTOEIC学習をするのは大変だという方が結構いらっしゃいます。そういう方にお勧めするのが、任天堂から出ているTOEIC DSです。机に向かって学習するのが大変という方は、こういう風にゲームを使いながらちょこちょこ学習していくのも1つの手でしょう 。

TOEICスコアが低いうちはなかなか結果もでないので、少しずつ学習していくのに、このようなゲームや携帯のアプリなどでも良いでしょう。

一度に学習すると、基礎力がない間は、理解出来ない事ばかりで非常に大変です。学習しても訳が分からない事だらけで嫌気がさしてしまうものです。TOEIC 学習の基本は公式問題集をやり込むことなのですが、こういったものを少しずつ組み入れることで学習を長続きさせることができ、結果として長い時間が経つと英語力がつくという形になると思います。

TOEIC学習における自分の苦手な要素をゲーム機やアプリでトライしてみるのが私は一番良いのではないかと考えています。例えばPART5の問題が嫌なので、ゲーム機でトライしてみるとか、リスニング学習に抵抗があるので携帯アプリの力を借りてみるなどです。

いずれにしましても、自分が学習を可能な限り最高の状態にする為に利用して下さい。

2014年2月20日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC理解度とスピード

私がTOEICのPart7の正当率を上げようと本気で対策した時に考えた事がありました。

それは、スピードと理解度のバランスでした。スピードを上げるとどんどん読んでいくことができるのですが、問題を解こうという段階になった時に、結構頭の中に内容が残ってないということに気がついたのです。

また、理解度を上げようとTOEICの問題をじっくり読むとスピードが足りなくなるという状況になりました。

そこで、自分なりにTOEICスコアを上げるために、理解力を上げる練習とスピードの維持のバランスをうまくとる練習を始めました。

結論から言うと、1つの問題に挑む時にどのくらいの時間を使って良いのか?ということを考えながら=限時間を意識しながら徹底的に問題を解いていきました。

そうすると私の場合は本文を読むのに95%ぐらい時間を使い、設問を解くのに5%くらい時間を使うとちょうどバランスが良くなったのです。

今ではTOEIC問題を解く時にほとんど問題文に帰ることがなくなりました。頭の中でほとんど記憶しているからです。

私のやり方がいいというわけではありません。TOEIC学習をしている方が自らの理解度合いとスピードを考えながら学習することが重要だということを訴えたいのです。

2014年2月16日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

英語が苦手な人はTOEIC part5から攻めるのも一つ。

TOEICpart5がちょっと苦手・・・・と言う方はもちろん、総合的に英語力がないから、 part 6やPart7をやろうにも非常に苦労するという方もいらっしゃると思います。

そんな方はどうすればよいでしょうか?

私がオススメするのはPart5の問題を中心にまず取り組んでみるというものです。このセクションをやる理由はいくつがあるのですが大きく分けて以下になります。

・書かれている英文が短い。

・英文法の問題を学習することができる。

・TOEICに出てくる英単語に慣れることができる。

Part6やPart7の長文リーディングは、文章が少し長くなるので英文が読めない人にとっては大変ですが、Part5であれば文章は短いのでそこまで苦労はしません。言うまでもないですが、英文法の問題を反復していることで、その部分のスコアアップにもつながります。そして当然ながら、英検などには見られないような英単語がTOEICにはありますので、この部分をしっかり覚えることが必要になりますが、この点においてもPart5はぴったりなのです。

私の生徒さん達を見ているとPart5の部分に自信を持ってから(英文法がある程度固まったところで)長文対策を始めた人が、かなりの確率でスコアアップしているのです。

2014年2月12日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習方法の勘違い3

TOEICテストでスコアアップができる方の中に問題集をたくさんすることのみを行って、高得点をマークした方は1人もいない とお伝えしましたが、どのような方がスコアアップをしたか?という話を書いていきたいと思います。

まず皆さん共通しているのは、ある一定期間一生懸命TOEIC学習に取り組んだということです。一日2時間位をやってる方が多いように思います。

次に共通している点は、スコアアップされる方は基本的な英文法をきちんと理解しているという部分です。英文法の理解無しに大幅な点数が上がった方はこれまで1人もいません。

本人が英文法苦手だとおっしゃっていても、皆さん最低でも8割以上はPart5で取れているというのが共通点です。

最後の共通点は、 TOEIC公式問題集をやりこんで学習する時に、自分が覚えていなかった問題や、理解していない部分をそのまま放置しないということです。

覚え切れていない部分は、皆さん覚えるまで何度も反復していましたし、理解できない部分はレッスン中に私に尋ねたり、自分で参考書等を使い調べたりして必ず解決していました。

このように。スコアはアップした方を見ると、 TOEICの学習をしていても、実際に英語を使う時に直結した知識になっているという点です。

2014年2月10日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習方法の勘違い2

これまで企業様相手にTOEIC出張レッスンに出かけた時に、大幅にスコアアップをしている人の中に、 TOEICの問題演習を反復することで点数が大幅に上がったという人は誰一人もいませんでした。また、私が生徒さんとTOEICレッスンをやっている時も同じです。

ではどのようにすれば、スコアは大幅に上がるのでしょうか?

それは「英語力そのものを上げる普通の努力をする」ということなのです。

大学受験を控えている受験生が、英語の長文問題を読めないからと言って.文章の構造を分析したり、英単語を覚えるという努力なしに、パラグラフリーディングをやるとか、全国の大学入試英語問題を解きまくるという事はほとんどいないでしょう。

地道に英単語を覚えたり文章の構造理解できるようにするために努力をするはずです。(最近は、ゆとり教育の為か、そういう学生も減りつつあるのだが・・・)つまり英語力そのものを上げるような努力をするのです。

ところが、TOEICに関しては、様々な教材等を販売しようと言う商業的な背景があるからなのか、何かしらのテクニックや問題演習をたくさんやることで点数が大幅に上がるという妄想が広がっているように感じます。

ここで少し冷静に考えてみてほしいのですが、そのようなやり方で点数が上がるのであれば、企業がそのような試験を、人材選別をする時の一つの基準として本当に使うであろうか?ということなのです。

そんなアホな企業は無いはずです。

2014年2月9日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習方法の勘違い1

まだまだ世の中には、TOEIC学習に関して勘違いしている方が多いと思います。例えば、実際に「問題演習をひたすらする行うとスコア上がると盲目的に信じるパターン」です。

これは、実際に私がある企業さんにTOEIC対策で以前出かけた時の話ですが「TOEIC対策は問題をひたすら解く事なのに、ポイントだけを読み取るとか、何故そういう事をしないんですか?」と喧嘩口調で言う方がいらっしゃいました。(※この方がおっしゃっているテクニックというのは、英語の堪能なネイティブがスキミングなどをする事を言っているのです。このテクニックを教えて点数が上がると思っているのなら、私の方で最初からそうしているのに決まっているのです。それが一番労力がかからないですから。)

その質問に対して私は『それでは〇〇さん、今まで独学でTOEIC演習を進めてきたのに、何故スコアが上がらないままなのですか?問題演習をしていれば点数UPになるのでしたら、今頃点数は上がっているのでないですか?』とお伝えしました。

そうすると反論が出来なくなったのでしょう。物凄く顔を真っ赤にされて帰り、翌日には「講座をやめます」というメールが届きました。(※この会社では受講率が80パーセントを超えていなければ、会社からの補助を受けられなくなるのを知らなかったのか、はたまた単に冷静になったからなのか「先日は失礼いたしました。講座に再度参加させて下さい」とメールがありました。)

私はこの状況をみていて、この女性もTOEIC学習の正しい術が解からない犠牲者なのだと気の毒になりました。正しい事が何かを知っていればこんなに怒らないで済んだでしょう。

続きは次回に

2014年2月9日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

自分の周りのTOEICスコアが高い人を利用しよう!

TOEIC学習を続けていると、様々な困難であったり、時にはやる気をなくしてしまったりする場合があると思います。そんな時に自分の身の回りにTOEICを受けたことがある人がいれば相談してみるのは当然ながら有効です。

自分の周りのTOEIC学習をしている人が、自分よりもさらに点数が良い人であれば、是非『どうやって学習しているのか?』 『どのような教材を使っているのか?』 『どのくらい学習しているのか?』など聞いてみると良いと思います。

それなりに力もあって、英語学習を楽しんでいるような人は、人のためになるような情報やコツを出し惜しみするような、せこい人はいないものです。

私が、人に聞いてみることを、ぜひお勧めするのは、自分が思いもしないような学習上の発想などを持っている場合が非常に多いからです。時には、自分では絶対真似できないような方法で学習している人もいます。例えば毎日5時間ぐらいTOEICを勉強している人などがそうかもしれません。社会に出てそれなりに仕事していると、土日ならいざ知らず、平日に5時間というのは、ちょっとあり得ない話です。

ですから、こういう人の話は、あまり参考にしなくての良いのかもしれません。ところが、通勤中にTOEICのリスニングをしていてイヤホンはこういうものを使っているとか、自分がわからない英単語をチェックできるように、自分独自の単語集を、スーツの中に入れているとか、面白いことをやっている人がいるものです。ぜひ参考にしてみてください。

2014年2月8日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習の効率をほんの少しだけ上げる方法

本日はTOEIC学習の効率をほんの少しだけ上げる方法を紹介したいと思います。

結論から申しますと。これは音読なのです。「そんなのも何度も聞いているよ。」と言う人が多いと思います。

それでは、私の方からズバリお尋ねしたいのです、「聞いた事はあると、私も思っているんですが、あなたはそれを実行しているのでしょうか?」と。

もし、あなたがそれを実行しているなら.これ以降は読なくても良いと思います。ですが 、音読という言葉を聞いたことがあっても、実際に実行したことがない方は読んで見てほしいのです。

何故、私がそんなことを言うかというと、私自身が TOEICに限らず英語学習をするときに.音読を軽視してきたという音読効果軽視による失敗した過去があり、とても損をしてしまったという後悔があるのです。ある時たまたまブツブツとつぶやくようになってから、即効性は感じなかったのですが、6ヶ月とか長い目で見ると、ブツブツ言ったものは後々記憶に残っていることが多いということがわかりました。

もし、私がこの効果に早く気付いていたのなら、絶対にやっていただろうと思うのです。

何も、TOEIC学習だからと気合いを入れて音読をする必要がないのです。英語をとにかく目の前にしたら、それを音読してほしいということです。集中力を持って反復すると良いのだと思うのですが、そんなことをしなくても、目の前にある英文をただ読むだけで、ちりも積もれば山となるでは無いですが、必ず効果があると断言できます。

2014年1月22日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic