toeic 大学生 の悩みと悲劇

前回のブログで述べた、私が名古屋であんかけスパゲティーを食べている時に、隣にいた大学生達がTOEIC学習や英語学習について話をしていた場面の続きになりますが、彼らは私から見ると恐ろしいことを言っていました。

「僕らは中学生の頃から英語でディスカッションとかそういうことをよくやらされてきたけれど、TOEIC全然点数が取れないな~。だだけど、他行の〇〇はそんなことをやっていないからTOEICの点数が取れるのだよな~」:大学生

このようなことを言っていたのです。

話の内容から推察するに、私が普段恐れていることが現実に起こっているのだと、推察できました。

本来であれば中学生や高校生の間に英文をしっかり読めるという能力を獲得すべきであるのに、それがないがしろにされているという事を示しているようです。英文がシッカリ読めないからTOEICの点数も取れないのです。そして600点とか700点のスコアが凄いものであるかのように思い込んでいます。誰でも正しい英語学習が出来れば、この位の点数はなんでもありません。

そしてさらに悲劇であるのは、若いうちから〝なんとなくの英語学習〟を継続しているために、英語学習というのは〝なんとなくやるもの〟という意識が植え付けられているようであることです。つまり、正しい英語学習のやり方を理解していないということです。

どんなに英語力が低くても、正しい英語学習の方向性がわかれば、人はおのずから努力出来るようになります。ところが、それが出来ないとなかなか前進できないものです。