TOEIC学習をしている方の中には、英文を早く読めるようになりたいという方がいらっしゃると思います。いわゆる速読についてです。今日はその話をしたいと思います。
私は速読というのは、 2つのタイプに分かれると思っています。そしてこの2つをうまく組み合わせて使うことが重要だと思っています。
・ 1センテンス単位で早く読めるようになる事を意味する速読。
・問題文のなかの必要な情報を素早く見つけ出すための速読。
まずワンセンテンス単位で早く読めるようになるためには、基礎的な英文法や英語構文力、そして英単語力を持っている状態でたくさんの英文に触れることで形成されると思います。 TOEIC試験を受けるための速読であれば、やはりTOEIC試験の問題を何度もたくさん読んでみることに勝るものはないのだと思います。
次に、問題文の中から必要な情報を見つけ出す為の速読は、様々なタイプのTOEIC問題に触れながら、情報ピックアップしていく練習を積み重ねていくことだと思います。様々なタイプの問題にアタックしていくと、だんだんこのようなコツが掴めてくるものです。
2つの速読がTOEIC学習に役立つと思いますが、私はこれらに加えて文脈を正確に把握する訓練をすることも、速読につながると思っています。 TOEICを例えば読んでいるときに、話の流れが掴めていると、それだけ先の文章の展開が予想できますし、また頭の中に英文を記憶しやすくなると思います。
いずれにしましても、リーディングの技術を磨く事は、単にTOEICスコアアップだけではなくて、様々な可能性を開いてくれるツールになると思います。