TOEIC学習 の先 スコアアップと道具としての英語力

TOEIC学習をしている方の中にはキャリアアップを考えて、そうされている方もいるかと思います。そういった方に1つお伝えしたいことが、自分が転職をする際に求められるのが単にTOEICスコアだけなのか?ないしは道具としての英語力を求められるのか?ということです。

最終的に道具としての英語力を求められるのであれば、TOEICスコアアップだけのための学習をしていると、トータルで考えて時に膨大な時間を要するように思います。最終的に、道具としての英語力をもう一度身に付つけなければならないからです。

例えばTOEICファイブに出題される英文法の問題をやるとします。学生時代に英語がそこそこできた方は、知識の残骸があるので問題集繰り返しやって暗記をするだけでもそこそこ結果は良くなるかもしれません。そしてなんとなく文章が読めるので、なんとなくのスコアは手に入ることができるかもしれません。

ところが道具としての英語を使うとなった時に、TOEIC学習の段階で行っていた学習方法はあまり役に立たないかもしれません。例えば自分で英語の文章作る時には、基本的な英文法の体系的な理解が欠かせません。また英単語を使う際にも、その使い方をきちんと理解していないと、誤った使い方をしてしまうことになります。

最終的に道具としての英語が求められるのであれば、遠回りのように見えても、そうなるような学習をする方が得であるように思います。