TOEIC公式問題集を本当に何回もやっていますか?2

前回のブログの中でTOEIC公式問題集を何回もやり込むことの重要性を書きました。そして何回もやることで英単語も必要な順番から覚えてことができると書きました。今回はそれ以外の効用について書きたいと思います。

何度も公式問題集のPART5をやり込むと、よく出題される英文法の問題というのがわかります。身に染みて分かるようになります。そうすると、自分で英文法の勉強する時にも「こういう所かよく問われるから、覚えておかなければいけない」とか、「品詞の問題がよく問われるので、英単語を覚える時にも品詞を意識しよう」ということになります。

必要な物を、試験に出題される形で効率よく学習していくことができるようになるのです。TOEICだけではなくて、自分で何か物事を行うときに、〝身に染みる〟とか〝痛感する〟という感覚は非常に重要なのではないでしょうか?

暴飲暴食を重ねた人が医師から〝お酒を控えるよう〟にと言われても、本人がそれを自覚しなければ、なかなかやめられないものです。ところが、本当に肝臓を壊す状態を経験すると、さすがにやめるようになります。

妙な例えかもしれませんが、公式問題集をやり込むことで、身に染みて分かるようになるのです。公式問題集やり込むことでTOEICにはよくある言い換え部分にも注目することができるようになります。