TOEIC点数と英会話力の関係ついて「TOEICが満点でも話せない奴がいる。話せないのだったらしょうがない」という類をよく言う方がいますが、私はこういうことを言う人達は、大体英語が出来ない人達なのだと思います。そしてもう一つは、物事の本質が見えていないのだと思います。
TOEIC満点でも話せない人がいるというのは、事実だと思いますが、TOEIC 330点の人よりはを話せる人が多いように思うのです。 1部の例外を、煽っても仕方ないように思います。
英会話というものは、定義それ自体が難しいもので、ブロークンな英会話でも良いから相手との意思疎通ができている ことを英会話と呼ぶのなら、それもありなのかもしれません。英文法なんて知らなくても、知っている英単語の数が少なくても、コミュニケーションが取れていれば英会話なのでしょう。英会話が出来ないというのをどのように定義するかによって状況は大きく変わると思います。
ブロークンな英会話を正当な会話と認めないのであれば、TOEICの点数が高い人の方が圧倒的に会話能力は高くなるでしょう。頭の中にある知識量自体が絶対的に違うわけですから。そして、TOEICの点数が高いけれども今現在は英会話ができないという人の方が、将来の伸びしろもずっと大きいでしょう。