TOEIC参考書 効率の良いと言われる参考書が使える人・使えない人

最近はずいぶん効率的な参考書が増えてきて「この1冊をやると多くのことが身に付く」的な物まであります。

TOEIC学習のためにこういったものを使う方がいると思うのですが、私の意見としては、これをやって本当に力がつく人は基礎力を持っている方だと思います。基礎力がない方はそこに出ている文章を見てもポイントがつかめないために、この本の効率の良さを活かせない可能性が高いように思います。基礎力がないとどうしても、そこに書かれていることを理解できないし、また忘れやすいように思うのです。

TOEICの問題というのは、同じ問題は二度と出ません。ですから、すべての問題が応用問題であるということになります。ではこの応用力はどのようにして形成されるか?と言うと、基礎的な能力の絶対的な理解があった上で、それをうまく活用できる状態が形成された状態なのです。ですから、基礎力がない方は、どんなに効率的なことをやっても、応用力は形成されないわけです。

一方、基礎力がある方はこういった物に、どんどん取り組んでみるというのも1つの方法でしょう。どんどん問題をやりながら(理想を言うと、TOEIC公式問題集に勝るものはないというのが私の意見ですが)理解出来ていないところ、覚えていない所を潰していくとして使うと、その効率の良さをを生かせるように思います。

2014年5月19日 | カテゴリー : TOEIC 参考書 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic