生徒さんから最近お聞きして、知ったことなのですが、通訳案内士試験に一次試験おいてTOEICスコアが840点以上ある方は外国語試験が免除になるのだそうです。
この話を聞いた時に、その生徒さんと話をしたのですが、昔の通訳ガイド試験の難易度を考えるとTOEIC 840点という点数はかなり基準が下がったのではないか?ということになりました。
日本政府としては、台湾、韓国、マレーシア、シンガポールなどからのたくさんの観光客が増えているという背景から、ガイドさんの数を増やしたいという狙いがあるという事なのでしょう。
TOEICでこの研修くらいであれば誰もが必死になって勉強しさえすれば到達できる範疇なので、興味がある方はぜひトライするべきであると思います。
ただ、仮に通訳案内士試験一時試験に受かったとしても、二次試験でのスピーキング能力が求められますし、お客さんを呼び込むためには、それ以外のスキルが必要で、実際に外国人のお客さんを相手にして英会話を活かした上でプラスの能力がそれなりにないと商売ならないことは確かでしょう。
二次試験のスピーキングに関しては、TOEIC試験で英文をそれなりに読んだり、リスニング能力を高めて、基礎的な英語力を固めた上で英会話の練習をしっかりしさえすれば、この点の心配はあまり問題無くなるのでは無いかとは思いますが。