toeic ダブルパッセージ 攻略 関連付け。

TOEIC Part7に出てくる、所謂ダブルパッセージの問題ですが、正答率を上げる方法の一つは『ダブルパッセージの問題の中には、上と下の文章を照らし合わせて答えを導く問題がある』と思いながら、設問に当たることであると思います。そういう意識を持って英文を眺めてみるだけで答えになる部分がアッサリ見つかる場合があります。

基本的には、英文を読む力が無ければ、なかなか正解を探し出すのは難しいと思うのですが、そんな意識があるだけで答えを検索できるのであれば、問題量は多くとも意外にお得なセクションとも言えます。ダブルパッセージの問題が始まる181番以降は問題量が多くて、速読速解が出来ない方は、20問完全に捨てる方もいるのですが、それは勿体ないものです。まず出来るところからだけでも取り組んでみると良いでしょう。

情報の関連付けの能力を養う方法について、時々生徒さんから尋ねられるのですが、方法の一つは現在の自分のレベルより少し難易度の高い英文を読み続けることであると思います。自分のレベルからすると易しすぎるものを沢山読んでいても、情報を関連づける力はなかなか育たないように思います。現時点の自分の水準より少しだけ難しい英文を読む事で、TOEICスコアアップに必要な情報処理能力を向上させることが出来ると思います。

toeic ダブルパッセージ攻略法 設問の内容を見極める。

TOEIC  Part7 問題181~のダブルパッセージ問題は誰にとっても時間がかかる問題です。初心者の方は、読む分量が多い為、残り20問が(181-200番)はお手上げ!と言う方も結構いらっしゃるかもしれませんが、設問の中にはあまり難しくない問題も多々あるので、20問全てを捨ててしまうのは勿体ないでしょう。

設問を読みながら、部分読みすべき問題か?全体をある程度読まねばならない問題か?を見極めたうえで、点数が取れそうになる問題だけでもとるという貪欲さが必要です。

まずTOEIC公式問題集にトライしてみて、どのような問題がTOEIC試験で問われるか?ということを頭に入れてしまいましょう。私の経験からですが『purpose』を尋ねる問題は意外に得点になりやすいように思います。

しかし、最近のTOEIC問題をみていて、改めて思う事ですが、点数UPを効率的にやるには、英語の基礎力を上げる事+どのような問題が試験に出てくるか?ということの研究が重要です。

TOEIC500点未満の方は、英語の基礎力を上げた方が効率よく、大量得点を見込めると思いますが、点数が800点を超えた方で問題研究を行っていない方は、ジックリ研究することも重要であると思います。

toeic ダブルパッセージ 時間はどの位かかるか?

誰しも時間がかかるTOEICダブルパッセージ問題ですが、 TOEICは800点代半ばの生徒さん達に、どのくらいの所要時間がかかるか聞いていました。

平均すると6分~6分半ほどやはり時間がかかるとの事でした。私も全速力でトライしてもおおよそ5分かかります。

ですから、180番までの問題で出来る限り時間を節約することを考えなければいけません。

また、500点位のスコアを狙う人は、このTOEIC part7のダブルパッセージ問題の中で、手を付けやすい問題から取り組む必要があります。(この点数の領域の方は、時間をかけても、この難しいTOEICダブルパッセージを完全に理解することが出来ないので、状況に応じて捨てる発想も必要です。)

この181番以降の問題は近年のTOEIC試験において難易度が年々上がっていると言われているセクションですから、点数アップを本格的に狙う方は、英文リーディング能力の底上げが必要になります。

問題を読む⇒本文を読む⇒問題に答える という順番を守る事は当然ですが、時間をかけないで済む方法は、可能な限り本文や設問の内容を覚えておくことです。

私の場合、5分かけるうちの1分間近くを問題を読んで、TOEIC設問自体を頭に叩き込むことに時間をかけます。そうすると本文を読んでも、まず後に戻って考える必要がないので、時間的にお得になります。