toeic 学習方法 の第1歩は自分の現状を知る事から。

秋から新たな目標を持って学習するということで、TOEIC学習を開始すると言う生徒さんも結構いらっしゃいます。私がこのような生徒さんに、まずお伝えしているのは、現状の力を正しく把握することです。 TOEICでレベルアップするために何から始めるのか?を検討するためには、自分の現在の力を正しく分析する必要がある為です。

そこで、TOEIC公式問題集を1冊買っていただき、1回分のテストを制限時間を守りながらやって頂きます。リスニングとリーディングセクション合わせて200語を解き、それぞれのパートで何点取れたか?を記し、生徒さんから情報を貰います。

そうすると、例えばリスニングセクションでは、part2は点数が取れるけれど、part3と4があまり得意でない などと言うことが当然ながらわかります。そこで、今度はなぜそこであまり点数が取れていないのかを、掘り下げて考えていきます。生徒さんによって色々なケースが考えられます。

・文法力が不足していて、正しく文章構造が把握できないために、正確に音を聞き取れない。

・文章構造は把握できているか、語彙力が足りない。

そうすると、そこから今度は対策をを進めていきます。

いずれにしましても、TOEIC対策の第一歩はまず現場しっかりと把握することです。

2014年11月5日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習現在の学習の全体的な位置づけ

TOEIC学習をやっていく際には、大きな眼と小さな目を持つことが重要です。

自分が今やっているTOEIC学習が全体から見たときにどのような位置づけにあるか?ということを確認するといってもいいでしょう。

例えば今英文法の関係代名詞の項目について学んでいるとします。これがTOEIC学習全体としてどのような位置づけにあるのか?ということを考えてみるのです。

関係代名詞について理解する⇒文章の修飾が見抜けるようになる⇒長文を読む際の文章の構造把握しやすくなる。

このように自分が学習をしている時に全体としての位置づけはどのようなものなのか?という視点を持つと良いでしょう。

このような視点を持つと、長期にわたるTOEIC学習であったとしてもモチベーションを維持しやすくなります。また目の前の目標に対して真剣に取り組むようになるので、結果として記憶の定着もよくなるはずです。

自分が初心者の場合であれば、このように俯瞰するのは難しいかもしれないので、その場合はTOEICレッスンの際に聞いてみるとよいでしょう。

私が生徒さんであればずばり「今やっているこの関係代名詞が理解できるようになると、どのようなことに役に立つのですか?」と聞いてみます。

2014年5月5日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC 学習のポイントそれは好循環を早く作ること。

TOEICスコアアップをさせたかったら好循環を作りましょう というのが私の考え方です。

その好循環というのは、小さな事から大きな事までです。

例えば小さなことの一例は、自分が使ってるTOEIC 問題集等の使い方です。

自分でTOEIC問題全体をやってみる⇒弱点を把握する⇒弱点を潰すための対策を取る⇒対策がうまく進んでいるか再度問題集に戻って確認をする。

例えば大きなことの一例は、TOEIC学習の学習習慣などです。

朝起きて30分位前日の復習をする⇒朝の通勤中はリスニングの練習をする⇒お昼休みはTOEICの問題を少し解いてみる。⇒
列車の中でTOEICリスニングの練習をする⇒出る直前に英文法問題をやってみる 例えばこんな感じです。

またモチベーションの問題も大きな一例でしょう。

自分がわからない事が解る⇒モチベーションが上がり再度TOEIC学習に取り組む⇒さらにわかることが増える⇒TOEIC点数が上がる⇒やる気が倍増しさらにTOEIC学習に対して前向きになる。⇒さらにTOEICスコアが上がる。

このような小さな好循環の組み合わせと大きな好循環の組み合わせがうまく行くとTOEICスコアは段々アップしてきます。

ぜひ好循環を生み出すように学習を進めてみてください。

2014年5月3日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習は自分のレベルにあう学習を。

TOEIC学習をやっていると様々な教材が売られていて、初めて勉強開始した方が何からやればいいのかわからない という方も多いと思います。

そんな時に重要なのは、自分の現状に合った適切な学習をするということです。

TOEIC学習を必要に迫られてやっている方は、、スコアアップを求められているのだと思うのですが、TOEICのスコアアップを求められているからといって、TOEIC関連の問題集に飛びついてがいけないという場合もあります。

例えば中学校レベルの英単語や英文法の理解も怪しい方が、TOEIC公式問題集をいきなりやっても殆ど点数も取れないし、解答見てもその解答に載っている説明自体が何を言っているのかさえわからないと思います。

この時に、英文法がわからないからといって、TOEICの文法問題がたくさん並んでいるようなものをやっても、効率はほとんど上がらないばかりか、時間とお金だけ無駄にしていることになります。

自分がTOEIC学習を始めようと思ったら、それなりに結果を出している人や英語の先生などに聞いて、自分が1番本当に何をしなければならないのか?ということをまず確認することをしなければいけません。

自分のレベルにあった学習することが、一見遠回りでも、実は近道なのです。

2014年4月7日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC200点台の人がやってはいけない事。

TOEICで200点台の人がやってはいけない事は、基礎力なしでTOEIC対策の講座などに通うことだと思います。

私の教室にもたまにそういう方がお越しになるのですが、そのような方には私ははっきりと言います。

『今の状態でいるTOEIC対策を始められると時間とお金を無駄にしますよ。』

200点代の方は中学校レベルの総合的な基礎力が欠けています。英単語、英文法全てにおいてです。ですから、まずここを固めなければいけないのです。

多分このレベルの方たちは、まず何から勉強すればよいのかという事自体もわかっていないと思うので、まず英語学習のやり方から学ばなければいけないと思います。

いずれにしても中学校レベルの英語力を早く獲得する事を考えなければいけません。中学校レベルの基礎力がないと、TOEICの公式問題集をやりこんで対策を取るという事すらできないのです。

キャッチボールができないレベルの人に野球の試合をしなさいと言っても無理なのと理屈は同じなのです。中学校レベルの基礎力がない方達がTOEIC対策をやるというのは、キャッチボールができない人達に『野球の試合に参加していると野球が勝手にできるようになりますよ』などといかがわしいことを言っているのと同じ状態になります。

どうぞ騙されないように注意してください。

2014年2月18日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

世間一般の英語スクールのTOEIC対策は本当に効果があるのか?

将来的にTOEIC学習をしたいと言っている生徒さんが『様々な学校でやっているTOEIC講座というのは、本当に効果があるんですか?』と私に質問しました。

『そのレッスンを受けるのに十分な基礎力があれば、それはきっとその方のためになりますが、逆を言うとTOEICの授業に必要な基礎力がなければ、きっと無駄になると思いますよ。』と私は答えました。

これはどういう事かと言うと、極論を言えば、中学英語もろくに身に付けていない人が、TOEICに特化した授業を受けても本当に効果があるのだろうか?ということなのです。

効果があるというのなら、ためしに中学生になったばかりの学生にそのような講座を受講させてみればいいのです。効果があるのであれば、その中学生は回数限定のTOEIC講座で600点とか 700 点という点数を取ることができるでしょう。

逆に言うと、それで点数が上がらないというのであれば、中学校で学ぶような基礎的な英語力がなければ、そのような講座は受講しても無駄であるということを証明することになるでしょう。

私が言いたいのは、 TOEIC講座というのが、 問題を解いたり、その問題を解くためのポイントを説明するということを指すのであれば、絶対的な基礎力は不可欠であるということなのです。

当英語教室では、 TOEIC対策をしたい方でも、その絶対的な基礎力がない方は、いちどTOEICから離れて、基礎的な英語体力をつけるようにお勧めしています。

2014年1月23日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習初めての方は何をすべきか? 4

TOEICリーディングのpart6やpart7で間違いが多い方も単に正誤数を数えるだけではなくて、詳細な分析をすることが必要です。

例えば・・・・

1.英文はある程度読めるが、設問になると間違える。

2.英文自体がフィーリングで読んでいて、イマイチしっくりこない。

3.英文の構造は取れるが、解らない英単語が多すぎて、前後関係から解らない英単語が推測できない。

このように分析します。

設問で間違える方は、単に設問の解釈を誤っている可能性もありますし、自分で英文が読めているつもりでも、実際は読めていないという場合も考えられます。

上の3つのケースでは、同じTOEIC学習でも、状況が違う為、取るべき対策というのが異なってきます。ですから、詳細な分析が非常に重要なのです。

この問題分析をしないと、例えば、ひたすらTOEIC公式問題集に出てくる問題を解きまくり、知らない英単語を覚えても、効果が出てくる方と、出てこない方が出てくるのです。

あなたが風邪を引いている時と、痔になっている時では、対処の仕方が違うのと同じです。体のどこが本当に悪いのか?という事を分析しないで『体の具合が悪いから、とにかく健康な食事を心がけます』と的外れなことをするのと一緒なのです。

TOEIC学習は本当に戦略一つで結果がガラリと変わります。

2014年1月18日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習初めての方はまず何をすべきか?3

昨日は、リスニングセクションの分析の仕方でしたが、本日はTOEIC リーディングセクションです。

リーディングセクションはPart5からPart7までですがpart5を分析する時には、

1.文法が問われている問題で間違えているのか?

2.語彙を試す問題で間違えているのか?

というように、2つに分けて考える事が重要だと思います。(TOEIC part5はこの2つがポイントと考えれば良いでしょう。)

文法で誤答数が多い場合は、そこからさらに、2つに分けて考えた方が良いでしょう。

1.その問われている英文法自体が理解出来ていないのか?

2.その問われている英文法は理解出来ているが、英文の解釈が間違っていた事が根本的な原因なのか?

という分け方です。

語彙を要求する問題は確かに覚えなければならないことも、かなりあるのですが、どの品詞の英単語が覚えきれていないか?という事が判っていると良いでしょう。品詞を意識して覚えることで、上の英文法の問題もクリアできるからです。(TOEIC part5の英文法の問題の20%は品詞の識別が出題されます。)ある特定の品詞が弱ければ(例えば、形容詞が弱いなど)形容詞の最後に付く形にはどのような形があるのか?ということも覚えなければなりません。(ful がつくと形容詞が多いなど。)

 

TOEIC学習初めての方は何をすべきか?2

TOEICの問題を公式問題集で200問トライしてみることで、様々なことがわかるので、まずそのデータをきちんと分析することが必要です。

TOEICはPart1~Part4がリスニング、Part5~Part7までがリーディングの問題になっているわけですが、すべてのパートごとに、何問正解できたのか?また不正解だったものは何が原因だったのか?を細かく検証していきます。

ここを細かくやらないと、その後のTOEIC学習がうまく進まないので、ここは手を抜いてはいけません。

例えば、まずリスニングに関してですが、TOEIC part2で、間違いが多い時に、何が聞き取れていないのか?を、もう一度聞いて分析してみることが重要です。正答数と誤答数だけ数えてもそれは分析とは言えません。

例えば、細かく分析していくと、Where  What   Whenなどをポロポロ落としているとか、does doなどを聞き落しているとか、a やthe などの冠詞を良く落としているとか、リスニングだけでもかなりのデーターが手に入るのです。

このデータが手に入るとするべき対策というのが、かなり鮮明に見えてくるのです。

TOEICリスニングpart3でも、例えば、TOEICによく出題される英単語の意味を知らないから(例えば、interview に面接の意味があるのを知らなかったなど)聞き取れない、など詳細に分析することが必要です。

2014年1月16日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC学習初めての方は何をすべきか? 1

高校生や大学生がTOEICを受験する機会が、この15年あまりで物凄く増えてきたように思います。

私が某カルチャースクールでTOEICの指導をさせて頂いていたのが、10年以上前なのですが、あの当時TOEIC受験の話をしている方は、皆社会人の方ばかりでした。

時代と環境がドンドン変化している事を痛感させられます。

さて、初めてTOEICを受験する方は、まず何から始めると良いか?見当も付かない方が多いように思います。そこで、TOEIC学習の手順を書いていきたいと思います。

まず、何から手をつけて良いのか分からないという方は、一日も早く TOEIC公式問題集の最新版vol. 5を購入し 、本番と全く同じ状況で200問に取り組むことをお勧めしたいと思います。本番と同じ状況というのは、リスニング45分、リーディング75分の合計 2時間の時間できっちりと問題を解くということです。

一度問題をやってみることで、問題の傾向もわかりますし、2時間フルに問題を解くと頭がどのくらい疲れるのか?ということまでわかります。明日初めてTOEICを受けると言う方は、ほとんど対策はできないですが、公式問題集をやり、時間配分を考えるだけでも、ぶっつけ本番の場合よりはかなり良い結果が出ると思います。

 

2014年1月15日 | カテゴリー : TOEIC学習手順 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic