toeic 勉強 辞書 の使い方。3

前回のブログでは、toeic学習の為に語彙力を養成するのには、どうしても長期記憶の観点が必要になり、その為に辞書をうまく使う効用について話をしました。今日はその続きです。

自分の頭の中に長期記憶としてのボキャブラリーを構築したい時には、辞書と対話するように見ていくと良いでしょう。つまり自分の既知の知識と関連付けをするのです。

例えば、preditctという英単語の意味が分からなくて、辞書を引いた時に『~と予測する』という意味だと解った時に、意味を調べて終わりにするのではなくて、ここで辞書との対話を深めるのです。例えば「forecast という英単語を知っているけれど、一体どのように違うだろうか?」と対話してみます。そして、自分の英単語ノートに分かったことを書いてみると、記憶は深まるはずです。

また、pass という英単語について調べた時に V O1 O2 という形で使いo1にo2を回す などと書かれている時には、これで終わりにしないで『ああ、giveとかsend とかと同じ語法を取るのか・・・ o2とo1の位置を交換した時には、何の前置詞を使うのだろう?』と対話を深めてみます。

こうするだけで、一つ一つの英単語の意味が頭の中に残り易くなるはずですし、応用力にも繋がります。

toeic 勉強 辞書 の使い方。2

前回のブログではtoeic学習の際に、辞書を引く際には、文章推測能力を高める意味でも可能な限り考えてから辞書を使う方がベターであるという話をしました。

今日は違った角度で辞書について話をしたいと思います。

toeic学習で辞書を使う効用についてです。toeic学習に限らず英語学習をする人達の多くの悩みは語彙力に関してであると思うのですが、辞書をうまく使うと、単に英単語帳などで覚える場合よりも効力を発揮し、語彙力を形成が容易になると言えるでしょう。

英単語を覚える為の時間が1週間限定などになると、辞書を使うよりも、どんどん英単語帳で丸暗記する方が良いと思うのですが、英語学習が長期化したり、英語を道具として使う必要性があると、どうしても長期記憶としての英単語が必要になります。

生徒さん達を観ていると、語彙力のない方というのは、英単語帳に依存しすぎていたり、電子辞書で英単語をパッと調べて終わりにして、あまり辞書を読んでいないような方が多いのです。これでは、ラーメンの出前を頼む為に、ラーメン店の電話番号を短期記憶したのと大差ありません。これでは、覚えては忘れるの繰り返しになり、力などつく訳がないのです。

toeic語彙力形成の為に辞書をうまく活用したければ、辞書と対話する事が必要です。続きは次回。

toeic 勉強 辞書 の使い方。

皆さんのTOEIC学習は進んでいますか?毎日少しずつの努力が、長い目で見た時には大きな力になるので、可能な限りコツコツ学習してみて下さい。

さて、本日はTOEIC学習をする際の辞書の使い方についてです。

TOEIC Part5~Part7の学習をしている時や、リスニング学習をしている時などに分からない英単語に出会った時に、辞書を引くことも多いかと思います。辞書を引く行為自体は素晴らしい事なのですが、私から一つ強くお願いしたいことは『辞書を引くまえにまず色々と考えてみて下さい。』ということです。

英文を読んでいて、自分が知らない英単語を見たら『文章構造から判断するに、おそらくこのような意味だろう』『文章の論理展開からするとこのような意味だろう』『文章構造からするにここにくるのは、形容詞だ、そしてこの文脈だから、〇〇という意味ではないか?』・・・

などと考えてから辞書を引いてみて欲しいのです。

色々理由はありますが、そのように普段から考えながら、辞書を引いていると、文脈を推論する力が非常に育ちます。それをやらないで、辞書に書かれている英単語の意味から英文を解釈する作業ばかりをしていると、いつまでも、推論をする力が育ちません。実際のTOEICの時には、ある程度、カンを働かせる場面も出てきますから、普段から予測する練習もしてみて欲しいのです。