韓国のTOEIC事情の記事を読んでびっくりしました。
点数が600点の人の平均年収が1万2,000ドル、それに対して800点以上を取得した人の平均年収は3万5,000ドルとおおよそ3倍ほどの開きがあるという話です。
この数字は本当だと思うのですが、この数字には少しトリックがあるようにも思います。
私は、 800点を取得したから高い給料が得られる仕事に付けた訳ではないように思うのです。
韓国は、 トップ企業に入社することが難しい社会だと聞くので、いわゆる勝ち組は、そのような企業に入社する段階でTOEICの点数などは軽く800点を超えているのが当然だと思うのです。
入社してそれなりに給料もらってている人に対してTOEICの点数を聞けば、当然高い点数になるのは目に見えていると思うのです。
そしてもう一つ思うのは、TOEIC800点をとるのは、さして難しいことではありません。しっかり勉強やれば誰でも取れる点数だと思います。
小学校や中学校から塾に通わせたり家庭教師をつけて、英語を必死に学習させる韓国人にとって、この点数を取るのはあまり難しい事では無いようにも思うのです。
ですから、この数字にはどうも、実情とは少し離れている部分があるように思えてなりません。