TOEIC part7 今後は更に基礎力が問われるようになる。

TOEIC part7に関するお話です。

ここ10年あまりで、このセクションの問題はかなり難しくなってきていると思います。特に文章が長文化しています。現行のTOEIC試験が開始した頃には、様々なタイプのテクニックを駆使すると、今よりは点数アップがしやすかったかもしれません。ですが最近は、基礎能力を充実させていかないと、TOEIC Part7のスコア上がらないといえるでしょう。

このリーディングセクションですが、簡単に言うと

・一部分だけを読めば正解を引き出せるタイプの問題。

・TOEIC問題全体を読まないと正解が引き出せないタイプの問題。

この2つに分かれます。

前者は割合テクニックを駆使すると正解を導くことは、割合可能なのですが、後者は段々と難しくなってきています。

前者であっても後者であっても、語彙力、基礎文法、構文把握能力が充実していなければ、このテクニックをうまく駆使することはできなくなってきていると思います。そのような意味で英語学習の基本をおろそかにするわけにはいかないのです。

野球のピッチャーに例えると簡単かもしれません。

150キロのストレート投げる人が、投球術を覚えた時には8勝が15勝になることもありうるでしょう。ところがストレートが120キロの人が投球術を終えても、勝ち星はほとんど増えないでしょう。

TOEICも絶対的な基礎能力を上げない限り、TOEIC点数が伸びないようになってきていると言えると思います。

2014年5月26日 | カテゴリー : TOEIC Part7 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic