TOEIC 英単語 イメージを覚える必要はあるのか?

TOEIC学習をしている時に英単語を増やそうとしている方もいるかと思います。今日は英単語に関する話です。

よく英単語を覚える時に「その英単語のイメージを捉えましょう」などと書いているのですが正直私はこれが意味することがよくわかりません。

例えば、TOEIC学習をやっているとよく出てくるpromotionという英単語ですが、様々な意味がありますが、よく使う日本語の意味をいくつか知っていれば良いだけだと思います。例えば、昇進とか促進とかそのような意味です。これをイメージを正確に理解しようとなんて非常に大変になると思います。また、そのイメージをしていたところで一体何の役に立つのでしょうか?

もう一つ別な例をあげましょう。book という英単語のイメージというのは一体なんなのでしょうとか?「本」意外の別なイメージとらえる必要があるのかどうか?は分かりません。TOEICスコアアップするために、イメージをアップする暇があるのであれば、コツコツと英単語を覚えたほうが役に立つのではないかと思います。

長々となってしまったのですが、私が言いたいことは、 イメージが重要になるという人が言いたい事は、恐らく、抽象的な言葉に関してなのだと思います。英単語全てのイメージを覚える必要ななくて、あくまでも抽象語に関してです。そしてこれを理解するには僕はイメージというよりも文脈の理解の方が重要であるように思います。

例えば、opinionという英単語ですが、意見、見解、所信、世論、評価、判断 このような訳語で辞書で掲載されています。私はイメージなんぞ覚えなくても、とりあえず「意見」という英単語の意味を知っていて、文脈を正確に把握する力があれば上記の訳語は自動的に導き出せると思っています。(リーディングをする上での話です。書く時は使い方が色々あることを知らないと書けないでしょう。ただ、その場合であってもイメージを覚えているだけでは絶対に書けないはずです。)

イメージを覚えるよりも、こちらの方がはるかに重要であると思います。よく解らないものに時間を費やすと、効率的なTOEICスコアアップは望めないでしょう。

2014年4月28日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic