toeic 文法問題 参考書 を点数アップの為に効率的に使うには?

TOEICパート5いわゆる文法のセクションが苦手だという方が結構いらっしゃいます。

問題集などを通じて、たくさん問題を解いているのに、思ったほど点数が伸びない・・・ という方も結構いるのではないでしょうか?

TOEICの数にして500点位の方で、たくさん問題を解いているのに思ったほどできるようにならない・・・ と思っている方で意外に多く見られるケースが、文法問題を1回か2回やって終わりにしてしまう・・・ と言うパターンです。

実は、このやり方を続けても英文法の力はつきません。 1回か2回やって終わりにして良い方は、その問題集の問題を殆ど全て根拠まで含めて解答できる方のみです。(この位の力がある方が、 TOEIC 500点という事はあり無いのですが。)

TOEIC問題集などを通じてたくさん問題をこなしているのに、点数が伸びないと言う多くの方は、その問題集のエキスを吸収しきれていません。それができていないので、たくさん問題をこなす割に、点数が伸びないという事態になるのです。

では、どうすればTOEIC問題集の中のエキスを吸い尽くせるか?と言うと、根拠をきちんと説明できるようになるまで、その問題集を使いこなすということです。当然4つの選択肢がある時は、4つの選択肢の正解・不正解はもちろん、正解である理由、不正解である理由を明確に説明できるところまでやりきります。

何回も問題を解いていると、問題文自体を覚えてしまうこともあるかもしれませんが、TOEIC500点位の方は、あまり気にしなくても良いと思います。説明できるかどうかは、問題文を覚えていることとはほとんど関係がないためです。

4つの選択肢の検討までしながら、問題を解いていると、最初のうちは確かに時間がかかります。ところが、 これを徹底的に行っていくと、ある日文法知識のネットワークが構築されるので、他の問題をやっても面白いほど解けるようになります。このくらいのレベルになると、問題演習をするスピードがどんどん上がります。また、TOEICの点数が上がるばかりではなくて、リーディング、ライティングにも役に立つ知識が吸収されています。そうすると、英語学習全般の力がついたことになるわけです。 TOEICの問題集を使いながら、ありとあらゆる知識を吸収しているので、長い目で見ると大きく英語の学習時間を節約していることになるわけです。

問題を1度か2度行うだけでは、こういうわけにはいかないでしょう。

選択肢の検討を行っていると、自分が本当に理解できている所・出来ていないところが明確になるはずです。できていないところを、その都度掘り下げて学習していきます。英文法書籍に当たってみるなどです。これが知識のネットワーク構築に繋がります。

TOEICスコアアップするだけではなくて、英語力全般が上がれば、非常に嬉しくなるのではないでしょうか?

2015年2月20日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic