toeic 多読 について。

英語学習をする上で、多読の効果が注目されていますが、私個人の見解としては、英文構造を見抜けない人が、どんなに沢山英文を読んでも時間ばかり無駄にすることになると思います。

前回のブログで英文一文一文を正確に読める事の重要性について話をしましたが、多読というのは、構文トレーニングがある程度終了してから行う方が良いと思います。

ただ、それが終了してからはドンドン英文を読む事をお勧めいたします。例えば、TOEICスコアアップを目指している人が、構文がある程度把握できるのであれば、TOEIC公式問題集の中の英文をドンドン多読してみれば良いのです。

意味の把握が出来る人はドンドン英文を読む事で、速読力もある程度勝手に身についてくるので、一石二鳥です。もし、TOEICに出題される英文はどうも・・・と言う方は英字新聞などでも良いでしょう。

私が海外に1年住んでいた間は、とにかく英字新聞を可能な限り読んでいたので、帰国し本格的にTOEIC学習を始めた時は、あまり英文自体を難しく感じる事もなかったのです。英字新聞の多読の効果が大きかったのでしょう。もう一つ面白かったのは、多読をやってからは、自動的に英語リスニング力も随分と向上していたことです。リーディングとリスニングは表裏一体ですから当然と言えば当然なのですが。