TOEICと速読2

実はTOEICなどで英文を早く読むにもこの慣れが必要になります。

英語の文章の構造を理解できるというのは、道路の形や幅を知っていることと同じになります。英単語の意味が即座に思い出せる という状態は標識を見たときに、その標識が何を意味しているのか?ということと同じなります。また、様々な英語表現をしているということは、その道路の交通量や路面の具合などを把握していることと同じです。

TOEIC問題で出てくる英文を早く読めるようになるためには、TOEIC公式問題集などを使って問題演習をたくさんやることも当然必要なのですが、英単語の意味を正確に覚えたり、英語熟語の意味を正確に覚えたり、またどのような問題が出てくるのか?ということをきちんと考え、問題演習を重ねていくことが重要なのです。

その部分をないがしろにして、問題演習を積み重ねても時間を使っているわりにはあまり効果がありません。

自分で簡単にそのような知識をどのくらい持っているのかを実感できる方法があります。TOEIC公式問題集をお持ちの方は本文をを眺めてみてください。

1.英単語の意味だけがわかる。

2.英単語の使い方が断片的に解る。

3.大学受験レベルらいまでの英単語であれば使い方がわかる。

4.ほとんどの英単語の使い方がわかる。

このように、英単語の知識に関して、様々な段階があります。この段階高くなれば高くなるほど、自分がそれだけ知識を持っていることになるので、初見の英文であっても先の展開を予測しながら読んでいく上で非常に役に立ちます。つまりそれだけ英語で書かれた文章を速読できるようになるということなのです。

続きは次回に。