toeic 英単語 どう覚えるか?3

前回のブログでTOEICのテキストなどを使いながら英単語覚えていくときには英単語そのものだけではなくて、背景までしっかりと捕まえることが必要だという話をしました。

背景になるどないをしっかりと固めておくだけで、そうでない場合と比べてかなり記憶の定着は良くなるはずです。何回か復習するだけでも頭にかなり残るでしょう。

ですがそれでもやはり忘れてしまうものです。こういった時には、忘れた英単語だけで構わないので横のつながりを意識することが意外に有効になります。

例えば、TOEICにはあまり出題されないかもしれませんがhomage 尊敬 という英単語がなかなか覚えられないとします。こんな時には『同じ意味をもつ別な英単語は何か?』を考えてみるのです。

そうすると『respect』という英単語が思い浮かぶはずです。ここで、単に『同じ意味の英単語だ』と考えないで『どのような違いがあるのか?』ということを考えながら調べていきます。

そうすると大概の辞書には詳しい違いがあると言えるでしょう。その情報を『自分が覚えられない英単語を記しておく専用ノート』などに書いておくのです。実際、私はこのようにするだけでかなり英単語を覚えることができます。

覚えると言う観点から考えてももちろんですが、実際に英会話で話したり英作文をする時違いが解かっていると役に立つのは言うまでもないでしょう。

2014年7月11日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 英単語 どう覚えるか?2

前回のブログでTOEIC英単語を覚えるためには、背景の土台の必要性の話をしました。今日はそれの続きです。

TOEICの英単語覚えられないと言う生徒さんに、ある日ためしに聞いてみました。

『今 TOEICのテキストの中で使われている英単語で、何の覚えたけれども頭に入らないという英単語がいくつかありますか?』:私

『はいあります。』:生徒さん

『それではわからない単語いくつか教えてください。また、同じようにTOEICテキストの中で使われている英単語で完全に覚えたという英単語をいくつか教えてくれませんか?』:私

『はい。』:生徒さん

『覚えられない単語はどのような場面で使われていた単語ですか?』:私

『覚えていないです。』:生徒さん

『それでは、覚えている英単語はTOEICテキストのどういう話で出てきたのかを覚えていますか?試に例をを挙げてみてください』:私

『〇〇という英単語は~の話で使われていて・・・』:生徒さん

以上のやりとりのように、習得している単語に関してはかなり背景までも鮮明に覚えているのです。逆に覚えていないものはバックグラウンドが全然頭に入っていないわけです。

『背景を覚えていない英単語はそれだけで覚えようとしてませんか?』:私

『そうかもしれません』:生徒さん

英単語を覚えるときには、このように可能な限り、バックグラウンドに注目する方が良いという事は確かです。

2014年7月10日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 英単語 どう覚えるか?

toeic学習をしている生徒さんから、寄せられるお悩みの1つは英単語をたくさん覚えることができないということです。私は英単語の覚え方に関してかなり自分自身で人体実験を繰り返しているのですが、 1番ダメなのは、英単語と和訳を単純に覚えていくという方法です。最初の1週間くらいまでは、それなりに覚えていくことができるのですが、どうしても抜けるのが早くなってしまうからです。手間がかかるようでも、英単語覚える土台作りからしっかりやっていく方が良いでしょう。その土台づくりというのは、後で英単語を忘れたときに、どの場面で出てきた英単語なのか?ということをしっかり思い出せるような土台作りです。

1つの例を示しましょう。例えば英検1級などにも出題されるbereavement(死別)と言う難しい英単語があります。これをこのまま覚えようとするとすぐに抜けてしまうのです。私がこれを覚えた時はデルタ航空などが外国に住む家族が亡くなった場合に特別割引運賃=bereavement fareを設けているという記事を読みました。この背景が基盤となり、何回か復習ををすることはあったのですが、背景そのものは忘れないため、何回か復習していく間に覚えていくことが出来たのです。

TOEIC学習などで大量に英単語覚える場合には、長い目で見た後に頭に残る方法を選択する必要があります。そのためにも、英単語を覚えるための背景作りをしっかりして欲しいと思います。

2014年7月9日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 朝 勉強 生徒さんの面白かった話2

昨日に続きTOEIC 朝 勉強の生徒さんの話です。

『TOEIC学習をいつものようにしていたら、外国人のお父さんお母さんと小さな子供が2人私の隣に座ったんですよ。お父さんがちょっと席を外し、お母さんがよそ見をしていたんですよ。そうすると、その小さい子達は私のTOEICテキストをテキストを覗き込んで私の顔をじっと見るんですよ。私はまったく英会話ができないから、話しかけられたらどうしようか?と思って、TOEIC学習どころではなかったですよ。』:生徒さん

『TOEICのテキストを広げていると英語で書かれているのは、小さい子供でも理解できるけど、朝早くからそんな本を真剣に見ながらガリガリ勉強していると一体何なのかと小さい子は思うのかもしれませんね。』:私

『私の顔をじっと見るのが本当に参ってしまって・・・本当に冷や汗でしたよ・・・(笑)』:生徒さん

『〇〇さんは本当にそういう場面によく遭遇しますよね。私は英語教師になってから15年あまりになりますけど、外国人から英語で話しかけられたという場面は、沖縄の美ら海水族館の駐車場での1回だけですよ。』:私

『私は道路を歩いているとよく尋ねられるんです。』:生徒さん

『人柄の良さがきっと現れるんでしょうね。逆に言うと僕はあまり人柄が良くないから話しかけられないですよ。(笑)』:私

こんなやりとりがありました。

2014年7月8日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 朝 勉強 生徒さんの面白かった話

TOEIC 朝 勉強 に励んでいる生徒さんが面白い話をしてました。

いつものように、出勤前に某所で学習をしていると、真摯なおじいさまが問題集を覗き込んで『何やってるの?会社の関係で勉強しなければならないの?』 と話しかけてきたのだそうです。

『はいそうです』:生徒さん

それだけで話が終わると思ったら、そのおじいさまが『ここはこういう和訳になるんだよ』と話を続けたのだそうです。

『TOEICテキストの中のどの部分を和訳したのですか?』と私がお尋ねし、該当箇所を確認させて頂くと、何て事はない、難しいところではなかったのです。正直なところ、この生徒さんが、わざわざ力を借りる様な部分でもないのです。

『こんなところでは無くて、もっと難しいところをしてくれれば良いのに』:私

というと・・・

『おじいさまはとにかく私に教えたかったみたいなんですよ。だから聞いていたんです。』:生徒さん

『〇〇さんが出世をしていくのは、そういうところに秘密があるんですね。私が同じ状況にいたら無視するか「勉強の邪魔だから」と相手にしないだろうと思いますよ。そういう対人関係の細かい繋がりがきっと出世につながっていくのですね。(笑)』

こんなやりとりをしました。toeic 朝 勉強 の一場面でした。

2014年7月7日 | カテゴリー : TOEIC学習環境 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 朝 勉強 をする。

TOEIC学習をしている方の中で成果を上げられない方の共通点は『時間が無いと言い訳をする』ことです。

着実に成果をあげる人は、私から見ていてかなり忙しい方達なのです。この差はどこから生まれのだろうか?と考えることがあるのですが、少ない時間をどのようにうまく配分するか?また短時間で最大効果を上げるためにどのようにすれば良いか?ということをよく考えているか?考えていないか?の違いから生まれるように思います。

例えば、時間がないのであれば、短時間で効果を上げる方法を考えるべきでしょう。私がそのような状況にいるのであれば、一時間当たりTOEIC学習をした時に、1番頭に入る方法を選択します。

そうなると、私の場合、帰宅してからは頭が疲れていて駄目に思うので、仕事に行く前にTOEIC学習することを考えます。そういうことから考えると、TOEICの朝勉強というのは意外に効果があるかもしれません。

朝学習全てが良い言っている訳ではありません。その人のTOEIC学習効率のピークがどこでくるか?ということを考えるべきだという事です。

最近この時間について私も、考えているのですが、アイディアを出したり、まとめたりするのに長い時間欲しくなっています。先日日経新聞であのピータードラッカー氏が『まとめて2時間とることの重要性』について記していましたが、まったくもってその通りであると痛感させられます。

2014年7月6日 | カテゴリー : TOEIC学習環境 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 文法 対策 3

toeic 文法 対策に関する話の続きですが、英文法力があまりない人が様々な知識を覚えていくのは、非常に大変です。一つ一つをバラバラに覚えるとすごく大変なのです。ところが、自分で予習やり目的意識を高めた上で、文法分野別にある程度の問題数をこなしていくと、結構あっさり覚えることができます。

割合楽に覚えられる方法は、授業中に講師が言っていた話と問題を関連づけて習得していくことでしょう。例えば、『動名詞のみを目的語にとる動詞』について話を講師がしていたとします。後で復習する時に、enjoy~ingだけを覚えようとするのではなくて、講師が言っていた話と関連付けながら覚えていく方が、話の流れがあるので、割合楽に覚えることができます。また仮に忘れたとしても、話の流れをたどると思い出せる可能性が高まるのです。

様々な文法項目を、このように話の流れに沿って少しずつ習得していくのです。復習する時も、可能な限りこの話を流れを再現できるようにします。もちろん何回も復習する必要はありますが、enjoy~ing だけを単独では覚えるよりもはるかに楽に、記憶を定着させることができると思います。

toeic学習は習得する項目がものすごい多いのです。ですから少しでも記憶に残りやすい形を取る必要があります。

2014年7月5日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 文法 対策 2

昨日のブログの続きですが、1年間で250点あまりの得点アップをし、海外栄転された生徒さんは(のちにこの生徒さんのご紹介で来られた生徒さんによるとかなり凄いポジションです。)理想的なTOEIC英文法学習していたのです。

この生徒さんは基礎的な英文法の理解はかなりあったのです。ところが英文法全範囲についての知識が不足していたのです。そこで、毎レッスン分野別ごとに、少しずつ説明をしていきました。1時間で15問位を分野別に進めていき、2周するとほぼ完璧な知識になっていました。

それ以降は、TOEIC part7やリスニング対策を始めていたのですが、面白いように点数アップができたのです。

1時間で15問ずつ学習をしていたのですが、この生徒さんは家で予習をして来る際に、1つの問題に30分かけたこともあったそうです。

英文法学習する時には、数をたくさんこなそうとする方もいるのですが(それも後々必要になりますが)、文法分野別に基礎能力を磨いてるときには、こなすべき問題数はあまり気にしなくてよいのです。

きちんとした文法分野別のテキストをこなせば、200問位(20問×10分野位でしょう。)をしっかりやると、かなり英文法全般の知識は身に付くものです。 次回へと続く。

2014年7月4日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 文法 対策

TOEICで1年間に250点あまりスコアアップをされて、海外に栄転された生徒さんがいたのですが、この生徒さんがTOEICのための文法学習をしていた時は、理想的でした。

というのも、1番確実に力がつく方法をとっていたからです。どのようなTOEIC英文法学習をしていたのか?というのは後で述べるとして、英文法学習をとりあえず早く終えたければ、体系的な英文法学習する必要があります。そのためには以下に注意するとよいでしょう。

1.基礎的な英文法の理解ができているかどうか?

2.基礎的な英文法の理解はできているか、英文法全体の知識が不足している。

1番に該当する方は、一刻も早く基礎的な英文法を徹底し理解する必要があります。それがなければ先には進めません。

2番に該当する方は、全体的な英文法の整備を少しずつしていくと良いでしょう。不定詞・動名詞、関係代名詞・副詞など分野別に英文法学習を進めていくということです。

TOEIC学習をしている多くの方が、誤ってしまうパターンの1つは、1番に該当するのに、2番をやろうと進めてしまうことです。「時間がないので・・・」と進めていっても、まず多くの場合うまくいきません。

根本が理解出来ていないと、やはりうまくいかないのです。 次回へと続く。

2014年7月3日 | カテゴリー : TOEIC 英文法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 200点台 の方がすべきこと。

TOEICの点数を大幅に上げようと、英会話学校が主催するTOEIC学習の講座などに通う方も多いと思うのですが、英語教室を運営している私の立場から言わせて頂くと、基礎力が備わってないような方がこのような講座に参加してもまずTOEICの点数アップが見込めないでしょう。

TOEIC点数UPの為に一生懸命頑張ろうと思うのでしたら、基礎力の整備を徹底する方が、長い目で見たときに大きな点数アップになります。

実はTOEICの点数が取れる方というのは、まず英語で書かれた文章がある程度読める状態があるのです。これは基本的な英単語英文法等の力を有していることになります。

逆に、英語で書かれた文章があまり読めない方がTOEICの点数アップをするのがどうしても遅くなるのです。

テクニック云々を習得するだけではあまり時間が勿体ないので(結局のところ基礎力を上げる作業に戻る時がいずれ来るため)、とにかく英語で書かれたものをどんどん読めるようにしていくことが必要になります。

英語の精読トレーニングをすると良いでしょう。書かれた英文を、書かれている通りに、意味をとっていく学習です。フィーリングではなくて、構造を理解しながら読んでいく学習のことです。

TOEIC200点代の方と言うのは、まず英文を正確に読めないはずですので、そこから開始した方が点数アップできるでしょう。

2014年7月2日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic