Toeic 構文 トレーニング

今日はTOEICリーディングについての話をしたいと思います。

TOEICで点数アップをするポイントは様々であると思うのですが、私の意見としては、最大のポイントはTOEICの問題の中に書かれている英文がスラスラ読めるようになることだと思います。

書かれてる英文をスラスラ読めるという状態になるには、英単語を覚えたり当然ながら基礎的英文法知っていたり英語の文章の構造が分かるという状態が必要なります。

私は英語教師としてTOEICのレッスン行ってる際に感じる事は、最近の大学生より下の世代は特に、英語で書かれている文章をその書かれている構造どおりに読む力が著しく欠けているということです。おそらくオーラルコミュニケーションしたいの英語教育があちらこちらで行われているせいだと思っています。

オーラルコミュニケーションの是非はともかく、TOEICスコアをいちにちでも早くあてたいと思う方は、ぜひ書かれている英語の文章の構造どおりに読む訓練をしてほしいのです。英文の構文トレーニングと言っても良いかもしれません。

なんとなく文章読む、フィーリングで読むということを繰り返していると、いつまでたっても正確に英語を読むことができるなりません。正確に英語を読むことができないと、いくら英単語をたくさん覚えても、結局それらを生かしきれないことになってしまうという実に惜しい状態なります。

是非、ある一定時期は、TOEIC公式問題集を使いながら、英語の文章の構造に気を配りながら、正確に読む訓練をしてみてください。

2014年4月20日 | カテゴリー : TOEIC 精読 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

toeic 受験 頻度はどの位がベストか?

生徒さんから時々聞かれるのがTOEIC試験を受ける頻度に関してです。

「どのくらいの頻度でTOEICを受験すれば良いですか?」などとよく質問されるのです。

TOEIC受験の頻度は、その勉強している方の状況によるとものです。

例えば、力がついてしまって何回も受けることで、まぐれ当たりであったとしても、かなり良いスコアが出るというのであれば、ぜひ何回も受けてみるべきだと思います。できる限り連続して受けてみればよいのです。数回一度はまぐれでも高スコアでるかもしれません

一方で、学習を始めたばかりの方は、たくさん受けてもあまりスコアに大きな変動はないと思うので、どんなに早くても3ヶ月間は受ける必要ないというのが私の意見です。

モチベーションアップなどのことを考えると、年に数回受けるだけで私は十分であると思っています。TOEIC受験の目的というのは、最終的にはもちろん高スコアを得ることなのですが、初級者や中級者の方は自分が学習している方向性がが本当にあっているのか?ないしは、自分が努力していることがきちんと形になっているか?今後のTOEIC学習の方向性を決めるという意味合いがあります。

自分のTOEICを受けるときに、どのような目的で受験するのか?ということを明確にすると、受験の頻度というのはおのずから決まるかもしれません。

2014年4月19日 | カテゴリー : TOEIC戦略 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC長文読解 和訳の順番は英文構造が解ると自動的に決まる。

TOEICレッスンをしている時に、初心者の方から質問されるのが、どのような順番で英語を訳せばよいのか?ということです。生徒さんがこのようなことをお話になる状況は、やはりTOEIC学習の初級の場合が多いのです。というのも、文章の構造がわかっており、修飾関係などがわかるようになれば、英語から日本語に訳すと言う順番は自動的に決まるわけです 。

別の言い方をすれば、このような質問を生徒さんが言う段階では、その生徒さんは文法理解していなかったり、文書の構造が見えていないということになります。ですから順番に自分の弱点分野を一つ一つ潰していかなければならないのです。

こういった質問が出る時は、だいたい英語の文章が短い時ではなくて、英文が長いような場合なのです。また、自分が知らない単語が1つの文章にいくつか入っているようなときなども多いのです。長い文章でも短い文章でも文章の基本構造は同じであるのに、長くなると、和訳ができなくなると言う場合は、短い文章でも文章の構造を理解しているわけではなくて、自分そこにある単語を元にし、自分で勝手がは和訳を作りあげているようなケースが多いのです。

このような状況では、どんなにTOEIC関連の対策本をやりこんでも、なかなか効率的な対策はできないでしょう。TOEIC公式問題集などをしっかりと使えるようになるためにも、まず地道に基礎固めを徹底する必要があると思います。

TOEICスコア短期で点数UPできる人は筋道立てて考えられる人。

TOEIC学習を開始する前から、短時間でスコアアップができる人とできない人の見当ある程度がつくものです。誰でもやれば、必ずTOEICスコアアップするのですが、短時間でそれを成し遂げることができる人と、できない人というのがいますその差は一体何であるのでしょうか?これは現在の英語力の問題で考えているわけではありません。

一言で言ってしまうと、これは筋道立てて物事を考えられるかどうか?ということに尽きるのではないかと思います。

TOEICの問題を解く上でも筋道立てて考えられる人はやはり強いし、それだけではなくて論理的に思考ができる人は普段の学習の取り組み方からして違ってくるものです。

例えば、私が実際に今まで見たケースですが、「TOEICのスコアアップのためには問題演習だけををひたすらしてれば良い」と考える人がいまだに結構いるのです。嘘のようですが本当にいるのです。

ですが、これは例えて言うならば、自分の体の具合悪くなった場合には、薬飲んでいれば良いと言っているのとさほど変わりがありません。

つまり、原因が何でそれに対してどのような対策を立てているのかということを、まず考えなければ、TOEICのスコアアップなど望めるわけが無いということです。筋道だって考えられる人にとっては嘘のような話なのですが、それができない人はそのような学習に走ってしまうのです。

日本人は物心がついたときから、物事を丸暗記するような教育を受けている場合が圧倒的に多いと思います。これはこれで必要なことかもしれませんが、その代わりに物事を分析して考えるという機会を失っていて、その力が著しく劣っているように思います。そしてよくわからない感情論で物事を考えるのです。ですが、感情論では何も問題は解決できません。TOEIC学習を通じて、そんな事に気付いて改善できれば良いのではないでしょうか?

文法学習の重要性に気付くだけでTOEICスコアアップは保証されたようなもの。

TOEIC スコア200点台から400点台にアップしたある生徒さんが最近、文法学習の重要性に気づいてくれました。結果として、授業中も、こうだから、こうなる・・という風に理解を重視した学習進めていくことができます。このような状態になったのでこれだけで、近い将来点数は100点位アップすると私は思っています。

その変わり様があまりにも劇的だったので、今年は率直に生徒さんにお尋ねしました。

「今まで文法の重要性を意識していなかったように思われるのですが、どうして今回気づくようにだったのですが?」:私

「3カ月間割でTOEICスコアをアップするために必死で勉強し結果として、これ以上点数アップをするためには、暗記だけでは無理だということにようやく気づいたのです。」:生徒さん

「そう思ってくださっただけで、今後かなり点数が上がると思いますよ。そこに気付き点数が上がなかったという人は、私はこれまで知らないですよ。時間の差はあれど必ず上がります。TOEICスコアが上がらない人は、皆あまりものを考えないで暗記だけで進めようとするのです。それは実にもったいない話です。」:私

人間は必死に取り組むと、考え方の枠組みががらりと変わるということもあるのだな と改めて考えさせられました。

TOEIC学習初心者はtoeic 問題文の和訳を手で書くべき。

TOEIC学習をやっている方達の中で、基礎力が低い方は(スコア300点位までの方は特に)英語で書かれた文章読む時に、最初のうちは和訳をしっかりと手で書いてみる必要があると思います。

ある程度力がついてくると、これは時間がかかる作業なのです、する必要ないのですが、基礎力が低いうちは基本事項しっかりと習得する必要があるので、英語を日本語にする際には慎重にやるべきだというのが私の意見です。

英語の文章を読む際には、主観を排除して客観的であるべきです。そうでなければ、正確な和訳ができないからです。初心者の方はどうしても経験が少ないからなのか、なんとなくフィーリングで和訳をしようとします。ですが、このなんとなくのフィーリングを続けていると後々上達しなくなるのです。文章が複雑になればなるほど、感覚だけで和訳をすることはできなくなるためです。

修飾関係などは、しっかりとその係り方が理解できなければいけないのですが、手で和訳を書いてみると、自分が本当にどこまで理解出来ているかがわかります。

英語の文章を、構造に従って和訳をしていく練習をすると、文章の構造を見破ることも早くなります。よく速読速読といいますが、これができるようになるためには、英語で書かれた文章の構造を瞬時に見極めることが必要になります。たくさん文章を読んでもストラクチャーを素早くみきわめることができなければ、速読も何もあったものではないのです。

TOEICと英会話学習の関係

TOEIC学習をしている方の中には、英会話学習に興味があるという方もいらっしゃると思います。(英会話学習に興味のある方は当英語教室の英会話専門サイト 札幌 英会話 トレーニングをご覧になってみて下さい。)

私の生徒さんの中でもTOEIC学習終了後に、英会話を始めるという方もいらっしゃいます。そのような生徒さんたちを見ていて1つだけ確実に言える事は、TOEICスコアが高い方は英会話学習をした時に、あまり時間をかけずに英会話を習得できるということです。

逆にTOEICスコアがあまり高くない方は英会話を習得しようとしても、時間がかかってしまいます。

その理由は実にシンプルなのです、英会話をするという事は、頭の中で瞬時に英作文をするということです。そして頭の中で瞬時に英作文をするためには、ある程度の文法的な知識と、ある程度の語彙力を有している必要があります。

TOEICで点数をそれなりに取っている方は、これら2つの要素をきちんと満たしているのです。ですから後は口から出てくるように練習していけばいいだけなのです。そして英会話をするためには聞き取りの力も重要になります。TOEICで結果を残している方はある程度聞き取る力もありますので、実際に英会話をする上でも、その能力が生かされるわけです。

TOEIC学習をするにしても英会話学習をするにしても、根本は一緒であるという証拠になるでしょう。

2014年4月14日 | カテゴリー : TOEIC 英会話 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEICを選択肢の分析のみで攻略する人達。

その昔、某企業様のTOEIC講習で企業訪問していた時に、私を入口まで案内してくれていた人が、ある会議室を指さし・・・

「この中では今、TOEICスコアアップの戦略会議が開かれているんですよ。」:社員さん

「勉強熱心ですね。TOEIC学習にそこまで情熱を傾けてやる方はなかなかいないですよ。」:私

「この会議室にいる人達は、ちょっと変わった方法でTOEICスコアアップに挑んでいるですよ。」:社員さん

「どんな方法ですか?」:私

「TOEIC の学習は一切せずに、TOEIC問題の選択肢を研究し、そこからどのくらい点数アップするか?ということにチャレンジしているですよ。」:社員さん

「英語は一切読まずに、選択肢だけですか?」:私

「そうなんですよ。」社員さん

「なんだか競馬の予想集団のプロみたいですね。」:私

この会社は文系か理系かというと、理系よりの会社だったので、こういうことを考える方達ももいるのだと思ってしまいました。

この方達が、単に趣味としてやっていたのか、英語が苦手なので選択肢研究に活動見出そうとしていたのかは覚えていませんが、私の意見としては、これだけの情熱を持っている方は、必ずしっかり勉強するだけでTOEICスコアはアップできるということです。

TOEIC復習と音読

今日も札幌は少し寒いですねぇ~

さて、私がその昔、初めてTOEIC対策に取り組み始めた時に、ほとんど勉強しなくても出来た文法問題は副詞が形容詞を修飾するパターンでした。

どうしてこれがほとんど考えなくてもできたか?と言うと、TOEICの文法問題の英文を読んだ時に、副詞が正しくなかったり、形容詞が正しい形になっていないと感覚的に違和感を覚えたからなのです。

ではこの違和感はどのようにして形成されたのか?と言うと、音読だったのです。

書店などに行くと「音読をしましょうパターンの書籍」が膨大に売られていますが、確かににこれは大きな効果があるのです。TOEICの勉強や復習をやるときに音読を組み合わせるだけで、かなり大きな効果が期待できます。

英文を声に出して音読しましょうというと、構えてしまうものなのですが、あまり難しく考える必要は無いのです。たとえば TOEICの公式問題集の問題を読むときに、可能な限りそこの英文を音読する。

TOEICの文法問題に取り組む時に、また音読をする。リスニング問題に取り組んで、スクリプトを見る時に、そこに書かれている英語を声に出して読んでみる。真剣に取り組むとまだまだ効果の上がる音読方法あるのですが、時間も限られていますしあまり真剣にやりすぎると疲れるので、このような形でやっていけばよいのだと思います。

英文を目で読んでも、声に出しても労力自体はそんなに変わるものではありません。ですが、将来的なTOEICスコアのことを考えると音読をした方が身に付くものはやはり多いので可能な限り英文を音読してみて下さい。

2014年4月12日 | カテゴリー : toeic音読 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

2歩進んで1歩戻るTOEIC学習。

TOEIC学習を行うときに皆、新しい英単語や英語構文や文法知識を詰め込もうとするのですが、どんなに詰め込んでも人間は忘れる事は避けられないので、この点も考慮しながらTOEIC学習を行う必要なります。

では具体的にどうすればよいか?と言うと、常に2歩進んで1歩戻るくらいの感覚で学習をしていけばよいのだと思います。

TOEICに関して新しいことを学習していくのと同時に、以前やった事必ず復習をしていく時間も必要だと思います。

復習をする時には、覚えていなければならないものと、理解が必要な物との2つに分けて考える必要もあると思います。

純粋に暗記しなければいけないところは、それは反復の回数を増やさなければいけませんが、理解を必要とするところは(例えば基礎的な英文法)などは、自分が本当にわかっているかどうかを確認しながら進めていく必要もあります。

私は毎年ボキャブラリービルディング行っているのですが、しばらく復習しないでいると本当に恐ろしいぐらい忘れています。ただ覚え方を工夫したりすると、記憶の定着率というのはかなり変わってくるものです。

TOEIC学習をするときには、インプットとアウトプットのバランスを考えながらぜひ勧めてみてください。

2014年4月11日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic