TOEIC学習方法の勘違い1

まだまだ世の中には、TOEIC学習に関して勘違いしている方が多いと思います。例えば、実際に「問題演習をひたすらする行うとスコア上がると盲目的に信じるパターン」です。

これは、実際に私がある企業さんにTOEIC対策で以前出かけた時の話ですが「TOEIC対策は問題をひたすら解く事なのに、ポイントだけを読み取るとか、何故そういう事をしないんですか?」と喧嘩口調で言う方がいらっしゃいました。(※この方がおっしゃっているテクニックというのは、英語の堪能なネイティブがスキミングなどをする事を言っているのです。このテクニックを教えて点数が上がると思っているのなら、私の方で最初からそうしているのに決まっているのです。それが一番労力がかからないですから。)

その質問に対して私は『それでは〇〇さん、今まで独学でTOEIC演習を進めてきたのに、何故スコアが上がらないままなのですか?問題演習をしていれば点数UPになるのでしたら、今頃点数は上がっているのでないですか?』とお伝えしました。

そうすると反論が出来なくなったのでしょう。物凄く顔を真っ赤にされて帰り、翌日には「講座をやめます」というメールが届きました。(※この会社では受講率が80パーセントを超えていなければ、会社からの補助を受けられなくなるのを知らなかったのか、はたまた単に冷静になったからなのか「先日は失礼いたしました。講座に再度参加させて下さい」とメールがありました。)

私はこの状況をみていて、この女性もTOEIC学習の正しい術が解からない犠牲者なのだと気の毒になりました。正しい事が何かを知っていればこんなに怒らないで済んだでしょう。

続きは次回に

2014年2月9日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

自分の周りのTOEICスコアが高い人を利用しよう!

TOEIC学習を続けていると、様々な困難であったり、時にはやる気をなくしてしまったりする場合があると思います。そんな時に自分の身の回りにTOEICを受けたことがある人がいれば相談してみるのは当然ながら有効です。

自分の周りのTOEIC学習をしている人が、自分よりもさらに点数が良い人であれば、是非『どうやって学習しているのか?』 『どのような教材を使っているのか?』 『どのくらい学習しているのか?』など聞いてみると良いと思います。

それなりに力もあって、英語学習を楽しんでいるような人は、人のためになるような情報やコツを出し惜しみするような、せこい人はいないものです。

私が、人に聞いてみることを、ぜひお勧めするのは、自分が思いもしないような学習上の発想などを持っている場合が非常に多いからです。時には、自分では絶対真似できないような方法で学習している人もいます。例えば毎日5時間ぐらいTOEICを勉強している人などがそうかもしれません。社会に出てそれなりに仕事していると、土日ならいざ知らず、平日に5時間というのは、ちょっとあり得ない話です。

ですから、こういう人の話は、あまり参考にしなくての良いのかもしれません。ところが、通勤中にTOEICのリスニングをしていてイヤホンはこういうものを使っているとか、自分がわからない英単語をチェックできるように、自分独自の単語集を、スーツの中に入れているとか、面白いことをやっている人がいるものです。ぜひ参考にしてみてください。

2014年2月8日 | カテゴリー : TOEIC学習法 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC公式問題集を本当に何回もやっていますか?4

toeic公式問題集を何度もやり込むときに、英単語や英文法に気を払うことはもちろんですが、選択肢の作り方に着目してみることも重要です。

何度も問題を解きながらこの選択肢の作り方に着目していくことで、よく出てくる選択肢というものが存在します。TOEICは時間制限が課せられた試験なので、どういう選択肢が出てくるのかということを知っているだけでもかなりの時間の節約になるのです。

もう1つ言えることは、普段からこの選択肢のつくり方を研究しておくことで、その選択肢のうちの2つまでは得られたけれど、どちらか一つが選べないという時などに非常に効力を発揮します。

これはあくまでもテクニック的な話なので、普段の学習では地道に英語力そのものをつけることが重要なのですが、選択肢の研究と言う事をやっておくだけで本番試験でプラス数十点が期待できる可能性もあります。問題の、ナンバー〇〇以降になると、選択肢〇〇が正解なることが多い・・・などのテクニックも本番の試験のためにはある程度は有効です。

英語学習はあくまでも地道なトレーニングの積み重ねですから、間違ってもこの選択肢だけを研究して点数を200点あげようなどとセコイ事を考えてはいけません。

TOEIC公式問題から作られたTOEIC英単語集

私はバカのひとつ覚えのように、 TOEIC公式問題集をやることが重要ですとお伝えしています。英単語もできるだけこの中から覚えた方が良いとお伝えしています。

どうしても英単語集が買いたいと言うなら、私が1つだけおすすめするのは「TOEICテスト公式問題で学ぶボキャブラリー」と言う単語集です。

なぜこの本だけはおすすめできるかというと、理由は至極シンプルで、掲載されている英単語がTOEICの公式問題から抜粋されていると言う理由です。つまり英単語の選択に於ける作者の偏見が入っていないということです。

市販の単語集の問題点は.あまりテストに出ないようなものや、全く出ないようなものがその作者の主観から入ってしまっているという点だと思います。試験に出ない英単語覚えてはいけないのです。試験にでる英単語のみを覚えれば良いわけです。そうすると、実際の問題で出てきた英単語というのは覚える価値があるということになります。

英語学習が好きな人は、TOEICに特化した学習をする必要はないですから、好きなように学習すれば良いと思うのです。英語学習にあまり興味はないがTOEIC点数アップの必要性を迫られているという方は、効率よくスコアアップを図る必要があります。そのためには、やはり実際の試験問題の中にこそが重要な部分であるのです。

2014年2月6日 | カテゴリー : TOEIC英単語 | 投稿者 : hoshinoenglishtoeic

TOEIC公式問題集を本当に何回もやっていますか?3

何日にもわたってTOEIC公式問題集を何度もやってくださいとお願いしているのですが、これだけ同じことを何回も言うのは選挙前の政治家位なものでは無いでしょうか?

さて今日は、別な角度からTOEIC公式問題集をを何度もやる事の効用を申し上げたいと思います。

まず私がお尋ねしたいのは、TOEICPART5の部分なのですが、このセクションでどういう問題が出題されるか具体的に説明できるでしょうか?

1つや2つでは話になりません。具体的に多くの問題例をあげられる人は、それだけ頭の中に何がポイントかということを理解しながら残ってるということになります。逆にほとんど答えられない方は、頭の中にまだポイントが入っていないため、試験をやってもあまり高いスコアは期待できないでしょう。

TOEIC公式問題集を何度も反復しながらやると、何が問われるのか?ていることが具体的に頭の中に残ってきます。場合によっては問題そのものを覚えているものもあるかもしれません。

ですがこれでよいのです。というのも問題そのものが頭に入っていると、きちんとした引き出しの頭の中にあるということになります。このきちんと整理整頓された引き出しをいくつ持っているか?ということでTOEICの点数は大きく違ってくるのです。

TOEIC公式問題集を何度も何度もやってくださいと、お願いを私がするのが少しは理解いただけましたか?

TOEIC試験監督のアルバイト料はいくらなのか?(笑)

私の生徒さんの中には、大学入試試験問題を製作したことがある方おりまして、様々な話が聞けて面白かったのですが、未だに私の生徒さんの中にはTOEIC試験の監督をしたという方がません。

私も自分の人生の中で様々なアルバイトをした経験があるのですが、この試験監督のアルバイトだけは聞いたこともないし自分自身で挑戦したことがないので、結構興味深いのです。学生の時にやっておけばよかったと今更ながら後悔しています。(笑)

そんな私の後悔を踏まえ、仮に今私が学生なら、どのような形になるのか?と思い、 TOEICの試験監督をやると、どのくらいのアルバイト料がもらえるのかを調べてみました。

おおよそ1年ぐらい前のデータですが、TOEIC試験監督院で時給900円となっています。主任監査員になると時給950円副責任者になると1,400円から2,000円と書いてあります。

コンビニエンスストアのアルバイトの時給を考えると、まずまずの待遇と言えるのではないでしょうか?

インターネットの情報によると、このアルバイトでは試験の1週間くらい前に説明会が開かれてマニュアルを渡されて研修を受けるというような話が書いてあります。

たぶんこの種のアルバイトは、 一度でもTOEICの受験経験があると楽かもしれませんね。

TOEIC公式問題集を本当に何回もやっていますか?2

前回のブログの中でTOEIC公式問題集を何回もやり込むことの重要性を書きました。そして何回もやることで英単語も必要な順番から覚えてことができると書きました。今回はそれ以外の効用について書きたいと思います。

何度も公式問題集のPART5をやり込むと、よく出題される英文法の問題というのがわかります。身に染みて分かるようになります。そうすると、自分で英文法の勉強する時にも「こういう所かよく問われるから、覚えておかなければいけない」とか、「品詞の問題がよく問われるので、英単語を覚える時にも品詞を意識しよう」ということになります。

必要な物を、試験に出題される形で効率よく学習していくことができるようになるのです。TOEICだけではなくて、自分で何か物事を行うときに、〝身に染みる〟とか〝痛感する〟という感覚は非常に重要なのではないでしょうか?

暴飲暴食を重ねた人が医師から〝お酒を控えるよう〟にと言われても、本人がそれを自覚しなければ、なかなかやめられないものです。ところが、本当に肝臓を壊す状態を経験すると、さすがにやめるようになります。

妙な例えかもしれませんが、公式問題集をやり込むことで、身に染みて分かるようになるのです。公式問題集やり込むことでTOEICにはよくある言い換え部分にも注目することができるようになります。

TOEIC公式問題集を本当に何回もやっていますか?1

TOEIC公式問題集を何度もやり込むことが重要だと書いていますが、皆さんやりこんでいるでしょうか?

VOL1~VOL5までやり込むだけで、英単語や英語表現も勿論習得可能です。そして.問題を解く上で重要な英単語ほど何度もでてくるので、その順番に覚えていくことが、理想です。

最近もTOEIC300 点代の生徒さんと公式問題集を使ってレッスンをやっていたのですが「avairable」という単語をこの生徒さんは最初知らなかったのですが、何度も色々なところで見ていくうちに、この単語を最終的には習得することができたのです。

レッスン中、初めてこの単語が出てきた時に「この単語は今後何回も続きますから、注目しないでください」と私はお伝えいたしました。

それから、数回のレッスン内にこの単語は5回位この問題集に現れたと思います。そうすると簡単に覚えることができました。

TOEICに対応した市販の英単語集で覚えるよりもはるかに実践的に覚えることができるのです。

話をTOEIC公式問題集活用に戻すと、何度もやることで、特に英文法の問題なのはよく出る問題というのが身にしみて分かるようになります。この感覚は大切なのです。

続きは次回。

TOEIC学習お役立ちサイト

ネットでTOEICに関する情報を調べていたのですが、学習に役立つサイトというのは沢山あるものですね。驚きの数でビックリしました・・・。これから少しずつ時間がある時に、紹介していきたいと思います。

ですが、あくまでも、TOEIC学習の基本は度々お伝えしているように、公式問題集VOL1~VOL5をシッカリやりこむことです。

そうは言っても、それ以外の事をやりたくなるのが、人間ではないでしょうか?もしお時間が沢山あったり、気分転換の意味でネットにあるTOEIC学習に役立つサイトにチャレンジしたいのであれば、以下のようなものもあります。

http://www.toeic-online.jp/

気分が変わるのであれば、チャレンジしてみるのも良いかと思います。

このようなサイトにチャレンジしてみて、少しでも得点UPにつなげたいのであれば、是非自分が覚えていない英単語は、普段自分が学習しているノートに書き写すなりして、貪欲に覚えてみてください。

「僅か少しだからいいや・・・」などと思っていても、数が増えると結構なものになります。ちりも積もれば山となる です。

また、このようなサイトで新たな英単語を見つけた場合「あのサイトで出てきた英単語だ」と、これ自体が一つのエピソードになり記憶に残り易いというメリットもありますよ。