TOEIC基本情報

TOEICテストとは?

TOEICを初めて受ける方はTOEIC試験の概要を知る必要があります。いかに簡単な概要を記しておきます。

   試験時間・試験内容
                        ・リスニング45分 リーディング1時間15分 合計2時間 

・リスニングセクションはPart1~Part4
・リーディングセクションはPart5~Part7から構成されています。

 各パートごとの出題内容・試験内容
  TOEIC リスニングセクション
 Part1  写真描写問題10問が出題されます。

一枚の写真について4つの短めの説明が英文で一度だけ流され、写真に一番ピッタリな英文を選ぶ形式です。

一般的にここは皆さん点数が取れる部分です。

 Part2  応答問題30問が出題されます。

一つの文章や一つの疑問文が英文で一度だけ流され、それに対する答えもA・・・。B・・・。C・・・。と英文で一度流れ、A~Cの中で一番適切な答えを選ぶ形式です。

このセクションもPart1ほどでは無いですが、TOEICリスニングセクションの中では割合点数が取れるところですが、質問の最初の部分Where Whenなどを聞き逃さないようにすることが大切です。

 Part3  会話問題が30問出題されます。

2人の人物の会話が一度のみ放送され、用紙に書かれた4つの選択肢の中から、設問にふさわしい答えを選ぶパターンです。一つの会話に三つの設問があります。

リスニングが苦手な方はこのPartから点数が取れなくなる方が多いです。

 Part4  説明文問題が30問出題されます。

アナウンスのような割合長い英文が一度だけ流れ、用紙に書かれた四つの選択肢の中から、設問にふさわしい答えを選ぶパターンです。一つの英文に対して三つの設問があります。

リスニングが苦手な方はもちろんですが、TOEIC高得点者もこの部分が一番難易度が高くて正答するのが難しくなります。

   
   TOEICリーディングセクション
Part5  短文穴埋め問題が40問出題されます。

リーディングセクション最初の問題です。4つの選択肢の中から、適切な答えを選ぶパターンです。

このセクションは得意な方と苦手な方が出てきます。TOEICリーディングで高得点を取る方はここが得意なものです。

最近のデーターでは語彙に関する問題が50%以上出題され、品詞の識別(ブランク部分に入る単語が名詞、動詞、形容詞、副詞など適切な品詞を選ぶ形式)が20%あまり、格の識別(She
her her hersなど)に関する出題が5%を占めています。

Part6  長文穴埋め問題12問が出題されます

4つの選択肢の中から、最も適切な答えを選ぶ形式です。

話しの流れが理解出来ていないと答えられない問題と、文法について尋ねている問題があります。

Part7   説明文問題が48問が出題されます。

色々なタイプの英文が出題されます。4つの選択肢の中から最も適切な選択肢を選ぶパターンです。

色々なタイプの問題に慣れて置くことと、練習する時には話しの流れをきちんと追うことを意識した方が良いでしょう。


講師が考えるTOEIC学習のメリット

1:社会からの半強制的なプレッシャーが英語学習のスピードアップに繋がる。

 各英語試験には様々なメリットがあると思うのですが、 TOEIC学習のメリットは、時代や社会が急かすように、 TOEICの点数を求める為、英語学習のモチベーションが上がらない方でも、半強制的にモチベーションが上がるという点であると思います。

英検2級位をパスした方は、ある程度文法力と単語力があるので、TOEIC学習に移行しても割合うまく挑めます。ビジネスの現場で英会話力必要とする方も大変多いと思うのですが、これからの日本社会において、企業がグローバル化するのに伴い、まず最初に求められるのは英会話よりも簡単な英文が読める力と、簡単な英文が書ける力です。

というのも、英語でのやりとりは、英会話よりもe-mailを通じてなされる場合が多いからです。 e-mailでやりとりできる為には相手が送ってきた英語を読む力、それに対して相手に通じる表現で英語が書ける力が求められます。

これら力を養うために、ビジネスにより関連した、TOEIC試験が大変有効であるのです。 TOEIC試験を通じ英語学習をすることで、これらに必要な基礎的な知識というものを身に付けることができます。

2:英検準1級以上の橋渡しとして

TOEIC試験で750点以上を取った方は英検準1級以上にチャレンジしてもかなりの確率でうまくいきます。

ある程度のリーディング能力があるため、英検の長文分野で点数が取れるようになる事と、英検準1級リスニングパート2に求められるような、長い英文を尋ねる質問に対しても、ある程度応えることができます。また、基礎的な知識と文法力を有しているために、英作文も問題演習をしながら弱点部分を補強していくことで、スムーズに合格点を取れるようになる方が多いのです。

英検2級から準1級までというのは、かなりのレベル差があるので、英検学習を暗記中心で進め2級にどうにか合格に達した方は、なかなか準1級合格水準に達することができないためモチベーションを維持するのが難しいのです。

3:TOEICで一定以上のスコアを取ると年収が1.5倍になるというデータがある。

 あるデーターによると、同職種の男女がある一定レベルのTOEICスコアを持っていると、持っていない人に比べて年収が1.5倍になるというデーターがあります。

TOEICの点数だけでこれだけの違いが生まれてくるのであれば、TOEIC学習をする方が絶対にお得ということになります。

TOEIC学習を通じて英語力を高めるための初期段階も同時に満たせるわけですから、大変お得な試験ということになります。

4:大学での単位認定にもTOEICは有効。

就職に向けてTOEIC学習をし、スコアアップ出来ると、その点数が大学の単位として認められる場合もあります。これは非常に時間的にお得です。

空いた時間を使い、その他の単位取得をしたり、さらに英語力を磨く為に、英検や英会話などにつなげる事も可能になります。 

TOEIC学習をすることで、色々なチャンスが広がってくるので、これ程お得な学習はありません。

 札幌 TOEIC対策ならHOSHINO ENGLISH英語教室

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